ミニアルバム発売の亜咲花 20歳を迎える2019年の目標は?

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アニソンシンガーの亜咲花が1月9日、ミニアルバム『19BOX』をリリースした。TVアニメ『ゆるキャン△ 』のOPテーマ『SHINY DAYS』で一躍時の人となった彼女だが、『19BOX』というタイトルにはどのような意味が込められているのか? 2018年12月21日発売の『クイック・ジャパン』vol.141で、亜咲花はこう語っている。

「19歳だから『19』という単語を入れたくてアイデア出ししていたら、ディレクターが『ジュークボックス……』とつぶやいたんですよね。『いろんな亜咲花の引き出しを見せたい』と思っていたので、ぴったりでした。収録曲7曲のうち新曲が3曲、シングル未収録曲が4曲という構成ですが、本当にテイストの違う曲ばかりだと思います! 『ジュークボックス』という言葉は、そのとき初めて知ったんですけど(笑)」

May’nに憧れて17歳でこの道に入り、昨年の夏には『Animelo Summer Live』にも出演した亜咲花。「アニサマ」という大舞台で得た感動は、彼女の心に深く刻まれているようだ。

「今年一番の思い出を聞かれたら、アニサマ一択です! 大きな目標だったので、発表から本番までの5カ月めちゃくちゃ緊張してましたが(笑)。ステージに立った瞬間も足が震えたんですが、『ファンの方に悟られてはいけない!』と思い、なんとかワンフレーズ歌ったら、あとは大丈夫でした。お客さん一人ひとりの顔が不思議とはっきり見えたのも、覚えています。数カ月経っても、まだ余韻がさめません」

今年20歳という節目の年齢を迎える亜咲花は3月に東名阪のツアーが予定されている。ミニアルバムを発表し、勢いに乗る彼女だが、どんなライブが見られるのか?

「セットリストを考えるのが本当に楽しい! ミニアルバム曲の披露にも期待してほしいですし、恒例のアニソンカバーコーナーも、ぶち上がるやつになるはずです。そのあとは……誕生月にホールでバースデーライブができたら最高ですね。ライブハウスでの見せ方は多少わかってきたので、より広い経験を積めれば。私、ご覧の通りかなりの元気キャラなんですが、しっとりした曲ではもっと大人っぽさを効かせたいなとも思ってますし、やりたいことがたくさん。20歳どころか、30歳までにやりたいことを、たくさん考えてます」

帰国子女で英語力もあり、インタビューでの発言だけでもエネルギッシュな雰囲気が伝わる亜咲花。彼女の名前には「亜細亜に咲く花」という意味が込められているが、その活躍の場はアジアという枠に留まらないかもしれない。

◆『クイック・ジャパン』vol.141(2018年12月21日発売/太田出版)

【関連リンク】
クイック・ジャパンvol.141-太田出版

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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