知っておきたいマネジメントの原則を具体例で解説 『ノルマは逆効果』刊行

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ビジネスシーンにしばしば登場する単語「ノルマ」。これをクリアすることが社会人の義務のように思われがちだが、ノルマとは“自分ごと”になっていない目標のことだ。この「ノルマ化」が起こってしまう原因や、ノルマに頼らずポジティブに仕事に向かえるようになるマネジメントの原則を、具体例を挙げて解説した『ノルマは逆効果 ~なぜ、あの組織のメンバーは自ら動けるのか~』(藤田勝利・著/太田出版)が、2月19日(火)に発売される。

例えば、あなたの周りにこんな上司はいないだろうか?

・激高して指示をしてくるが何を言っているか全くわからない
・責任はとるから、やってと言うが責任をとってもらったことはない
・夜中に説教の電話をかけてくる
・指示に意見を言うと、やる気がないと受け取られる
・話を聞いてもらえない

もしくは、あなたの周りには、こんな部下がいないだろうか?

・会議中、自分から意見は言わない
・いつまでにやれと言わないと動かない
・飲みに誘ってもプライベートを優先する
・繰り返し、同じ失敗をする
・常識を知らない

上司の立場であれ、部下の立場であれ、大なり小なり似たような不満を抱えているのではないだろうか。『ノルマは逆効果』は、そんな事態に陥る前に知っておきたいマネジメントの原則を解説したものだ。

その原則とは、例えば「数字の追求だけが戦略になっていないか」「マネージャーの仕事は管理ではなく、動機づけ」「作るべきは、上下関係ではなく信頼関係」「人の長所に注目し、人の成長に徹底してこだわる」といった具合。いちいち調べなくてはいけないようなビジネス用語を極力廃し、誰もが身近に感じられる具体例をあげて解説している。

著者の藤田勝利氏(PROJECT INITIATIVE 代表)は、1996年に上智大学経済学部を卒業し、住友商事、アクセンチュアを経て、2004年に米クレアモント大学院大学P.Fドラッカー経営大学院にて経営学修士号を取得。生前のピーター・ドラッカー及びその思想を引き継ぐ教授陣からマネジメント理論を学んだ。その後、ベンチャー企業の執行役員として複数の事業責任者を歴任し、2010年に独立。企業のリーダーから大学生・高校生にまで、独自の経営教育メソッドを活用した次世代経営リーダー育成プロジェクトを数多く手がけている。

『ノルマは逆効果 ~なぜ、あの組織のメンバーは自ら動けるのか~』(藤田勝利・著/太田出版)は、2019年2月19日発売。1500円+税。

【関連リンク】
ノルマは逆効果 ~なぜ、あの組織のメンバーは自ら動けるのか~-太田出版

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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