日本の美を伝える皇室ゆかりの品を紹介 「両陛下と文化交流」展

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3月5日(火)より、東京・上野の東京国立博物館にて、日本の美を伝える皇室ゆかりの品を紹介する特別展『両陛下と文化交流―日本美を伝える―』が開催されている。

両陛下の即位30年を記念する同展は、宮内庁が所管する皇室ゆかりの作品の中から、両陛下が外国を訪問する際に紹介した作品を展示するものだ。両陛下は外国を訪問する際、日本文化を示す作品を携え、日本への親しみや理解を得るための文化交流を行っており、今回はそれらの作品を通じて、両陛下がこれまで行ってきた文化交流を紹介する。

会場には、1990年に挙行された大嘗祭の際に用いられた儀式用屏風『悠紀地方風俗歌屏風』(東山魁夷)と『主基地方風俗歌屏風』(高山辰雄)、皇后陛下が大切にされてきた、御養蚕の伝統と日本文化の関わりを伝える『養蚕天女』(高村光雲)、イギリスやノルウェー訪問時に披露した全長324mの絵巻『小栗判官絵巻』(岩佐又兵衛)ほか、外国訪問時に紹介された作品、フランスで開催された御養蚕にまつわる展覧会で紹介された品などが登場。即位30年という記念すべき年に、両陛下の文化交流について振り返る。

『両陛下と文化交流―日本美を伝える―』は、2019年3月5日(火)~4月29日(月・祝)まで、東京国立博物館 本館特別4・5室(台東区上野公園13-9 JR「上野駅」徒歩10分)にて開催。開館時間は9:30~17:00(金・土は21:00まで)。休館日は月曜日(3月25日、4月29日は開館)。観覧料金は一般1100円。

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【関連リンク】
特別展 御即位30年記念『両陛下と文化交流―日本美を伝える―

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。