クイック・ジャパンvol.142(太田出版)
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お笑いとバラエティ

お笑い芸人・永野 映画制作現場で気付いた「思わぬ才能」

Amazonより
『クイック・ジャパンvol.142』 グレープカンパニー、水溜りボンド

抜群の人気と好感度を誇るお笑いコンビ・サンドウィッチマンが所属する事務所「グレープカンパニー」を、彼らとともに立ち上げたのがお笑い芸人の永野だ。永野といえば、ラッセンの歌ネタが何より有名だが、あのネタはどうやって生まれたのか? 2019年2月23日発売の『クイック・ジャパン』vol.142のインタビューで、永野はこう語っている。

「いろいろな運にも恵まれて……。じゃなきゃダメでしょ、あんなネタ(笑)。でもできた当初から、なぜかいける気がしたんですよ。(ラッセンネタは)自分で勝手に作りました。作家の言うことを全然聞かないんすよ(笑)。じゃあなんでグレープ(カンパニー)でやってたかって、年齢的に辞められなかったんです。そのとき36歳とかでしたから。もちろん好きでやってはいましたけど、現実逃避し続けていたら偶然当たった、って感じで。基礎がなかったから、そこから大変でしたね。ひな壇の作法とか、TVの振る舞いとか」

狙い通りにあのネタで一躍ブレイクし、メジャーシーンへと躍り出た永野。ラッセンのネタを見る限り、尖った感性の持ち主なのかと思いきや、事務所の後輩へのアドバイスが非常に的確な良い兄貴分なのだという。

「それこそカミナリとかに『ネタは訛りでやれ』って言ったりしたこともありますけど、人のことはよく見えるというか。本当は裏で口を出すほうが好きだし、向いているとも思う。自分のネタは単に僕の偏見ですけど(笑)」

そんな永野は先ごろ、斎藤工らと映画『MANRIKI』を制作したばかり。その現場で、思わぬ才能に気付かされたそうだ。

「『MANRIKI』では基本的に監督の隣にずっといて。朝7時から翌朝7時までって撮影もあったんです。お笑いの仕事だとぶっちゃけ眠くなるんですけど(笑)、今までにない経験ですげえ楽しくて。ずっと口も出していて、プロデュースすごく好きなんだって気づきました」

サンドウィッチマンやカミナリなど、事務所の仲間が大ブレイクするなか、「僕はサンドみたいにはなれない」「カミナリも人気者で、あの人たちとは全然違う」と語る永野は、どうやらプロデュースという方向に活路を見出したよう。ラッセンのような爆発力があるネタも楽しみだが、“プロデューサー気質”が花開く日は遠くないのかもしれない。

◆『クイック・ジャパン』vol.142(2019年2月23日発売/太田出版)

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