「なにわのブラックダイヤモンド」橋本梨菜 褐色の肌に潜む高いプロ意識

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色々な個性や特技を持つ女の子たちが競い合うグラビア界において、抜群のインパクトのキャッチフレーズを持つグラドルが、“なにわのブラックダイヤモンド”こと、橋本梨菜だ。その名前どおりキラキラと輝く褐色のボディを持つ橋本だが、もともとグラドル志望だったのか? 2019年2月23日発売の『クイック・ジャパン』vol.142で、橋本はこう語っている。

「中学のころはヒップ・ホップにハマってて、ゴリゴリのダンサーになりたかったんですよ。髪の毛もビヨンセみたいなコーン・ロウにしてて。学校も荒れてたんで、チャリのハンドルをハーレーみたいに改造して乗ってました。ヤンキーではなかったと思いますけど、派手なグループの一員ではありましたね(笑)」

そしてアイドルグループに入ったものの、グループは解散。「1回だけ」と誘われてグラビアコンテストに出たところ、準優勝したのがすべての始まりだったという。とことん負けず嫌いの橋本は、自己PRで渾身のパフォーマンスを披露したそうだ。

「グラビアも最初は抵抗があったんですけど、せっかくここまできたんだからと思って、絶対に負けたくなくて。ももいろクローバーZの曲に合わせてセーラー服を脱ぎ捨てていくんですけど、最後に水着でポーズをするときに片方の靴下だけ残ってるっていうパフォーマンスを死ぬ気で練習しました」

その後のグラビアアイドルとしての活躍は多くの人が知るところ。褐色の肌を保つために、「美白」と名のつく化粧品や洗顔料は絶対に使わないというストイックなルールを持つ彼女は、肌の色が白くなってくると、事務所からもっぱら「日焼け休暇」をもらって南国に「焼き」に出かけるそうだ。

「プライベートでも、めちゃくちゃ旅行に行ってますね。そもそも海外が好きなんですよ。留学したいぐらい。居酒屋のトイレに〈世界一周しませんか?〉みたいなポスター貼ってあるじゃないですか。ああいうの見ると、用を足しながら『行きたいなぁ~』って思ってますね(笑)」

今の夢は「TVに出てしゃべれるグラビアアイドルになりたい」と語る橋本。今年の夏は、褐色の肌を持つ彼女がテレビを席巻する姿が見られるかもしれない。

◆『クイック・ジャパン』vol.142(2019年2月23日発売/太田出版)

【関連リンク】
クイック・ジャパンvol.142

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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