ミナ ペルホネンと皆川明の25年を振り返る展覧会 過去最大規模で創作に迫る

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11月16日(土)より、東京・木場の東京都現代美術館にて、『ミナ ペルホネン/皆川明 つづく』が開催される。

ミナ ペルホネンは、デザイナーの皆川明(1967~)が1995年に設立したブランド。流行に左右されずに長く着られる「特別な日常服」をコンセプトとし、国内外の生地産地と連携して、ものづくりを行っている。「ミナ」「ペルホネン」はいずれもフィンランドからとったもの。「ミナ」は私、「ペルホネン」はちょうちょを意味しており、商品名も多くのものがフィンランド語から取られている。

この展覧会は、ファッションからスタートし、インテリア、食器、空間デザインなど、次第に領域を広げ、デザインを通じて生活に豊かさを与えてきたミナ ペルホネンと皆川の理念や世界観をたどるものだ。会場では生地、衣服、インテリア、食器などに加え、デザインの原画、映像、印刷物などの資料も併せて展示。「せめて100年つづけたい」という思いからスタートしたブランドが来年25周年を迎えるにあたり、「つづく」をキーワードに、ものづくりの意味やデザインが果たす役割などを考える展覧会となっている。

『ミナ ペルホネン/皆川明 つづく』は、2019年11月16日(土)~2020年2月16日(日)まで、東京都現代美術館(江東区三好4-1-1 東京メトロ「清澄白河駅」徒歩9分)にて開催。開館時間は10:00~18:00。休館日は月曜(1月13日は開館)、12月28日~1月1日、1月14日。観覧料は当日一般1500円。

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ミナ ペルホネン/皆川明 つづく

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。