デジタルネイティブ女子は何にハマっているのか
デジタルネイティブ女子は何にハマっているのか
眠れない夜はインターネットの話でも

デジタルネイティブ女子が注目する新たなマストアイテムとは?

Amazonより
『ケトル VOL.52』 ケヴィン・コルシュ、デニス・ウィドマイヤー、曽我部恵一、栗原類、武田砂鉄、永嶋俊一郎…ほか

塩谷舞・石井リナ・大久保楓、デジタルネイティブと呼ばれる3人による鼎談第10回。動画も、音声メディアも、リアルも、垣根なく自由に取り入れる彼女たちの2020年はどんな年に?

◆2回目の新年三者三様の抱負から

リナ:この連載も2回目の新年を迎えることができました。というわけで、まずはやっぱり、抱負から始めましょうか? 私はBLAST Inc.で取り組んでいる生理用品ビジネスをとにかく軌道に乗せたいですね。あと、個人的にはもう少し痩せたい(笑)。

舞・楓:えー!?

リナ:実はちょっと前から、体重が少しずつ増えていて……。ボディポジティブの考え方からも、私自身が納得できるスタイルに近づきたいなって思っています。

舞:私の2019年は、意識的に露出を控えて自分の考えを成熟させようとした年だったんですよね。やっと「すべきこと」が見えてきたので、今年は行動に移していきたいと思っています。

楓:2020年はSNSをがんばります。昨年は少しSNSから距離を置いていたんですけど、それだと伝えたいことも伝わりづらいと感じてて。

舞:環境問題とか?

楓:そうですね。私のフォロワーはまだ同世代が中心なのでもっと私自身の発信力を強くしたいんです。環境っていうテーマは、いろいろな世代の人に伝わることで効果が出ると思ってて。最近はどうすればフォロワーが増えて、幅が広がるのか、すごく考えています。

リナ:思い切って新しいコミュニティを作って、環境問題に関心のあるフォロワーを集めるのも1つの方法かもしれないね。

◆新たなマストアイテムが毎年生まれていく

楓:昨年よく使っていたアプリとかガジェットってありますか?

舞:一番使ってた時間が長いのは意外にも、古参アプリのPodcastでした。英語の勉強と睡眠導入を兼ねて、寝る前に「Happiness Spells」という番組をよく聞いていますね。英語のポエムを静かに朗読する番組で、とってもリラックスできるんです。

リナ:きっかけはなんですか?

舞:AirPods Proがすごくいい! 充電も持つし、フィット感も抜群。おかげで、音メディア全般に触れる機会が多くなりました。

リナ:私もラジオはよく聞いています。掃除や出かける準備をしている時に音メディアは相性がいいですよね。

舞:そうそう。少し聞き逃しても安心、くらいのユルさがいい。逆に、ひとりでごはん食べる時は情報がギュッと詰まっている動画を見てます。

リナ:Netflixのドキュメンタリー「世界の“今”をダイジェスト」にもハマっていたんですけど、あれは図解がたくさん必要なので動画メディアならではのコンテンツの作り方かもしれません。「セックス・エデュケーション」のセカンドシーズンも始まるし、今年も私のNetflix 熱は続きそうです。

楓:私はアプリだと「Dazz」をよく使ってました。チェキ風とかフィルムカメラ風とか、写真でも動画でもいろいろできるカメラアプリで、ちょっとオシャレに撮りたい時、それまでのアプリは使わなくなっちゃうくらい、昨年は大抵コレでしたね。あと、昨年でマストサービスになったといえば、「Uber Eats」。

リナ:私もよく利用してる。配達ミスとかトラブルもあるけど、すぐに保証が受けられる合理的なシステムは本当にすごいよね。

舞:ただ、私の実家はまだサービス圏外(泣)。あと、フードロスや、使い捨て容器でたくさんのゴミが出る問題も解決していってくれたらうれしい。

◆コミュニケーションツールとしての日本茶

リナ:今年も、日本の東京や大阪とNYを行ったり来たりの予定ですか?

舞:今年はいよいよNYでの活動が多くなりそう。日本茶や工芸品を切り口に、日本の良さを伝えるプランを進めていく予定です!

リナ:どんなことを考えているんですか?

舞:日本茶や抹茶は今、NYでも、単なる飲み物じゃなくてコミュニケーションツールとして受け入れられつつあって。お茶を淹れるという行為がもたらす程よい緊張感が、密度の濃い会話ができる場を生んでいるというか……。まずはそれを、近しい人に体験してほしいから、NYの自宅にティーカウンターを作りたい!

楓:すごい!

リナ:日本茶のD2Cブランドってどこかありますか?

舞:新しいブランドがたくさんあって、たとえば……私もストーリーテラーとして働いている岐阜発の「美濃加茂茶舗」、銀座に店舗をかまえるシングルオリジンの煎茶専門店「煎茶堂東京」、それからNYを拠点にしたKettl というお店も。ワインのように産地別で日本茶やアジアのお茶を提供する、NYの「29B Teahouse」も面白いお店です。

リナ:なるほど。これは日本茶ではないんですけど、オーストラリアで見つけたT2という紅茶ブランドが可愛くてオススメです。お茶って、面白いですよね。

◆最先端の実験都市から考える未来の世界とは

舞:年明けに、トヨタ自動車が静岡に実験都市を作ると発表して、それもすごくワクワクしています。

楓:どんな内容なんですか?

舞:デンマーク出身の建築家、ビャルケ・インゲルスさんがその都市「Woven City」を丸ごと設計するらしいんだけど、完成イメージ図を見たら、まさに緑とテクノロジーが豊かな未来都市! 実際、どんな形になるのかとても興味があります。自動運転をはじめとした新技術の実験ができる場所があるとさまざまな技術の前進にも役立ちそうで、応援したいし、住みたい!

リナ:建築と技術の話でいうと、森美術館で開催されている「未来と芸術展」が面白かったですよ! 最先端の建築物や現在進行中の計画の紹介、さらに未来にできるであろう建築物のコンテまで公開されていて、未来都市に思いを馳せるにはぴったり。それ以外にもデザイナー・ベイビーについての展示とかもあって、とても興味深いです。

【プロフィール】
大久保 楓/元YouTuber。現アパレルブランドLOLIPOPKNIFEクリエイティブディレクター。1999年生まれ。SNS総フォロワー数10万人を超える。18歳での起業も話題に。

石井リナ/BLAST Inc. CEO/SNSコンサルタント。1990年生まれ。『Instagramマーケティング』共著。現在は起業し、動画メディアBLASTの運営を行う。

塩谷 舞/milieu編集長。1988年生まれ。東京とニューヨークの二拠点生活中。大学在学中に『SHAKEART!』創刊。Webディレクター・PRを経てフリーランス。

◆ケトルVOL.52(2020年2月15日発売)

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