『Quick Japan』vol.149(太田出版)
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6月にニューシングル発売の超特急 「『ダサい』も俺らの中ではかっこいい」

Amazonより
『クイック・ジャパン149』 EBiDAN

若手アーティスト集団・EBiDANが作られてまもなく10年が経過する。結成以来、常にEBiDANのアーティスト活動を先頭に立って切り開いてきた超特急は、どのような形でスタートしたのか? 2020年4月25日発売の『クイック・ジャパン』vol.149で、メンバーはこう語っている。

カイ 「EBiDAN って初めは演劇集団としてはじまったんです(※注 2010年より舞台活動がスタート。音楽活動に特化したのは2012年頃から)。2011年末に超特急やDISH// を作ったことで、続々とグループを輩出する流れになってましたね」

タクヤ 「音楽業界に進出することに関して、最初はスタッフさんたちも手探りだったと思います。だけどうまくいったから『力を入れてもいいんじゃないか』と見る目が変わったのかなって」

ユーキ 「初めは俺らもよくわからなかったよね。2011年10月に『EBiDAN 全体で歌とダンスのオーディションをやる』と突然言われて。数日後に事務所の稽古場に呼びだされてメンバーが一斉に集まった中、一人ひとり名前を呼ばれ『今日からお前たちが“超特急”だ』と言われた。あまりに急なことで、みんなぽかーんとしてました」

今や2万人規模の会場を埋めるパワーを持つ超特急だが、「僕、俳優志望だったんですよ」(タクヤ)、「最初は『期間限定のグループなのかな?』と思っていた」(リョウガ)と、当初は戸惑いも大きかったよう。路上ライブやショッピングモールでのフリーライブで下積み経験を積んだ結果、たどり着いたのは“ダサかっこいい”というユニークなスタイルだった。

ユーキ 「2015年にリリースした『バッタマン』ですね。ヒャダインさんに作っていただいたんですけど、“超特急といえば『バッタマン』でしょ”みたいな、僕らにとって転機となった曲です。大きなフェスでも『バッタマン』をやるだけで会場全体が『なんだこいつら!』という空気になって、いい意味で注目を浴びた。振り切ったパフォーマンスを大事にしてきたおかげで、超特急=ダサかっこいいが浸透したと思います」

タカシ 「ほかから見ればダサいけど、『俺らの中ではかっこいい』と思ってやってる。それこそが今では超特急のアイデンティティだから抵抗やブレることはなかったです」

6月にはニューシングル『Stand up』が発売されるが、これについてリョウガは、

「立ち止まったら9年間の努力が全部なくなっちゃうので、これからが大事かなと思います。それこそ新曲の『Stand up』は、僕らの結成日にリリースする作品であり、5人体制になって初の作品ですごく意味のある1枚なんです。ここからまた新しい超特急をはじめていくつもりです」

と、語っており、彼らにとって大切な作品になりそう。“ダサいも振り切ればかっこいい”という唯一無二のスタイルで、さらなる高みへと突き進んでいきそうだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.149(2020年4月25日発売/太田出版)

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