『ケトルVOL.54』は「みんなの大好き」特集
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お笑いとバラエティ

単独ライブツアー延期の「さらば青春の光」 お客さんの熱を保ち続ける努力

Amazonより
『ケトル VOL.54』 chelmico、kemio、さらば青春の光、三浦直之、上田慎一郎、井浦新、曽我部恵…ほか

キングオブコント決勝常連の実力派コンビ「さらば青春の光」。昨年の単独公演は延べ4000人以上を動員し、4月から6月にかけて予定されていたライブツアー「四季折々」は、8000人超を動員する予定でしたが、コロナショックが直撃し、ツアーは1年後への延期を余儀なくされてしまいました。

芸人たちが従来のような活動ができなくなり、新たな発信の場を模索していますが、さらば青春の光は2018年9月からYouTubeに公式チャンネルを開設し、独自のお笑いコンテンツを発信し続けています。これについて、森田哲矢さんは『ケトルVOL.54』(2020年6月15日発売)で、このように語っています。

「YouTubeでは自分らなりに面白いことをしようっていうのは意識しています。『YouTubeでヒットする法則』みたいなものとはズレるのかもしれないけど、あくまで“芸人のチャンネル”にする。YouTubeではテンポ良くて短時間でパッと観れるものが王道やとは思うんです。流行っている企画を自分らもやるっていうのも多いですし。

でも、僕らはそういうのはやらんでおこうって言っています。ネットの王道とはズレるけど、オリジナルで企画をしっかり考えて、芸人らしいことをやっていく。そこはチャンネルを立ち上げてからずっと続けていますね」

公式チャンネルでは、「エゴサじゃんけん」(Twitter でエゴサーチして、よりひどいツイートを見つけたほうが勝ち)や「30分以内に事務所のピンポンを押せたらギャラ○万円」など、深夜のお笑い番組のような企画を実施してきた2人。5月には新たな取り組みも始めたそうです。

「5月の半ばから自前で『さらば青春のBAR』というオンラインの会員制バーを始めています。有料配信のトーク番組みたいなやつです。ゲストを呼んでトークしているのを、月額3000円で配信する。今はゲストが芸人ばかりですが、今後はいろんなジャンルの人を呼んでいきたいと思っています。他言厳禁の場なんで、話すことはほとんどゴシップですけど(笑)」

さらば青春の光は大手の事務所に所属せず、個人事務所を立ち上げて活動している“フリー芸人“。「大手の事務所と比べてフットワークが軽いから、こういう新しいことに挑戦しやすい」と語る森田さんですが、本来であれば、過去最大の単独ライブツアーが大盛況のうちに終了していたはずのタイミングです。延期となったツアーの勢いは、いかにして継続させていくつもりなのでしょうか?

「少なくとも今回チケットを買ってくれていた人は、中止になったことで『絶対に次は行くぞ』って気になってくれていると思うんです。だから僕らとしては、テレビも劇場もどうなるかわからんけど、YouTubeでもSNSでも、オモロいネタを出し続けて、『こいつらオモロいな。ライブ見に行きたいな』と思い続けてもらえるようにやっていくしかない。そうやっていったら、次も即完(チケットが即日完売すること)になるんじゃないかなと思っています」

“会いたくても会えない人たち”に対して、

「それはもう『辛抱しましょう』ってことしかないです。頑張って自粛した先にライブもありますから。うちらのライブだけじゃなくて、エンタメ好きな人にはホンマ、『お互い頑張りましょう』と言いたいです」

と、熱いメッセージを送る森田さん。自身が日本代表として再度挑戦するはずだった「モルック」の世界大会も中止になり、その再開を心待ちにしているそうで、一般の方々と同様に今はやはり辛抱の時期のようです。

◆ケトルVOL.54(2020年6月15日発売)

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