SOMPO美術館が7月10日に開館 ゴッホの『ひまわり』を常設展示

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「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」が、新たに「SOMPO美術館」として7月10日(金)にオープン。同日より開館記念展『珠玉のコレクション-いのちの輝き・つくる喜び』が開催される。

同館は1976年、安田火災海上(現・損保ジャパン)本社ビル42階に、日本初の高層階美術館として、「東郷青児美術館」の名でオープン。1987年に「安田火災東郷青児美術館」、2002年に「損保ジャパン東郷青児美術館」、2014年に「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」へと改称し、今年、損保ジャパン本社敷地内に建設した新美術館棟に移転してSOMPO美術館へと生まれ変わった。

開館記念展は、1987年の購入当時に大きな話題となったゴッホの『ひまわり』の常設展示のほか、同館のマークが象徴する「美術がもたらす心の自由を大切にする」というコンセプトを切り口に、見る人に非日常的な感性への気づきを促す作品約70点を紹介。ゴーギャン、セザンヌ、ユトリロ、東山魁夷、平山郁夫など、同館が誇る優品に加え、修復を終えた山口華楊の初期の大作『葉桜』の屏風絵、ルノワールの『浴女』なども展示される。

開館記念展『珠玉のコレクション-いのちの輝き・つくる喜び』は、2020年7月10日(金)~9月4日(金)まで、SOMPO美術館(新宿区西新宿1-26-1 JRほか「新宿駅」徒歩5分)にて開催(5月28日~7月5日だったものが変更)。開館時間は10:00~18:00。休館日は月曜(8月10日は開館、翌火曜日も開館)。観覧料は一般1000円(日時指定チケット)。

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。