『相模原事件・裁判傍聴記 「役に立ちたい」と「障害者ヘイト」のあいだ』
『相模原事件・裁判傍聴記 「役に立ちたい」と「障害者ヘイト」のあいだ』
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あの悪意はどこから生まれたのか 雨宮処凛・著『相模原事件・裁判傍聴記』刊行

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『相模原事件・裁判傍聴記 「役に立ちたい」と「障害者ヘイト」のあいだ』 雨宮処凛

「社会の役に立ちたいと思いました」──2016年7月に19人の障害者を殺害し、全16回の公判の末、2020年3月、死刑が確定した植松聖の目から見えていたこの「世界」とは? 雨宮処凛による『相模原事件・裁判傍聴記 「役に立ちたい」と「障害者ヘイト」のあいだ』が、7月18日(土)に発売される。

この本は、2016年に発生した「相模原事件」について雨宮がつづったものだ。雨宮はフリーターなどを経て、2000年に自伝的エッセイ『生き地獄天国』でデビュー。2006年から貧困問題に取り組み、『生きさせろ! 難民化する若者たち』(2007年)ではJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞。著書に『「女子」という呪い』『非正規・単身・アラフォー女性』『ロスジェネのすべて 格差、貧困「戦争論」』、対談集『この国の不寛容の果てに 相模原事件と私たちの時代』などがある。

16回に及ぶ公判では、

・遺族の供述調書読み上げ(第3回、第4回)
・証人尋問に元カノ登場(第5回)
・トランプ大統領を絶賛、「ベストを尽くしました」(第8回)
・「障害者はいらない」という作文、親との関係(第11回)
・精神鑑定(第12回、第13回)
・「大事な一人息子に私は死刑をお願いしました」(第14回)
・最後の言葉(第16回)

など、事件を読み解くカギとなりそうなシーンが度々登場する。雨宮は、後に死刑判決が確定する犯人とも面会。巻末では、公判では触れられなかった犯行前の植松の動画投稿や津久井やまゆり園入所者の「その後」などについて語ったノンフィクションライターの渡辺一史との対談も収録されている。

『相模原事件・裁判傍聴記 「役に立ちたい」と「障害者ヘイト」のあいだ』は、2020年7月18日(土)発売。1540円+税。

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