「ねずみくんのチョッキ展」 累計400万部超の人気シリーズ初の大規模展

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9月10日(木)より、神奈川県横浜市の横浜赤レンガ倉庫にて、展覧会『誕生45周年記念 ねずみくんのチョッキ展 なかえよしを・上野紀子の世界』が開催される

『ねずみくんのチョッキ』は1974年、作家・なかえよしを、画家・上野紀子夫妻の共同作業によって生まれた絵本だ。現在36巻まで続く同作は、小さいねずみくんと、ねずみくんをとりまく大きなぞうさん、かわいいガールフレンドのねみちゃんたちとの楽しいやりとりを描いた物語。シリーズ累計400万部を超えており、鉛筆で描かれたモノクロの絵と最小限の文章、余白を生かした美しい構図により、世代を超えて愛されている。

会場では、初期作品からシリーズ最新作まで、絵本原画やスケッチなど約150点が登場。ねずみくんの世界に入り込んだようなフォトスポットが設置されるほか、上野が絵を手掛け、小学校の教科書にも掲載された『ちいちゃんのかげおくり』の原画、シュルレアリスムの油絵『少女チコ』シリーズの作品なども展示される。小学生以下の来場者には、ねずみくんのチョッキと耳がプレゼントされ、ねずみくんになりきって展覧会を楽しむことも可能。オリジナルの一冊がつくれる絵本『ねずみくんのスタンプ』も会場限定で発売される。

『誕生45周年記念 ねずみくんのチョッキ展 なかえよしを・上野紀子の世界』は、2020年9月10日(木)~9月27日(日)まで、横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区新港1-1-1)にて開催(日時指定制)。開場時間は11:00~19:00(最終日は17:00まで)。入場料は一般1000円。

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【関連リンク】
ねずみくんのチョッキ展-ポプラ社

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。