『ケトルVOL.55』は「はじめての本」特集 著名人が読書に纏わる話を語る

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毎号、1つのテーマを取り上げるワンテーママガジン『ケトル』が、8月17日発売の『ケトルVOL.55』で、「はじめての本」を特集テーマにピックアップ。著名人たちに、読書にまつわる話を聞いている。

〈特に何を意識するわけでもなく、いつの間にかできている「当たり前」はどこから生まれているのだろう。もし誰かの「当たり前」と「当たり前」が違うものだったら、どう向き合えば良いのだろう。映す目が違えば意味や行間も変わってしまうことを知りながら、人は時として本を手に取る。そして、ページを開くと何かが拓けたりする。目まぐるしく変わる世界の中で、焦らず落ち着いて立ち止まり考えたいとき、本はきっと真摯に向き合ってくれるはず──〉

『ケトルVOL.55』は、雑誌ケトルにとって初めての「本」特集だ。登場するのは、玉城ティナ×米代恭、橋爪大三郎、宮崎智之、カツセマサヒコ×池田明子、山本多津也(猫町倶楽部)、野中モモ、さやわか、池澤夏樹、遠野遥など。

「目まぐるしく移り変わる社会を解き明かす」「複雑な世界へのシンプルな処方」「表現と正確の狭間、著者と校閲者の対話」「自由で豊かな『ZINE』の世界」「はじめての『橋本治』 いま、あらゆる人が絶対読むべき理由」「若い読者のための『文学全集』案内」など、本の世界へと誘う話が楽しめるほか、「プロが教える業界研究漫画」「デザイナーが一目惚れした本」「実はこの本、まだ読んでません!」といった、本にまつわる興味深いコーナーも収録されている。

『ケトル VOL.55』は2020年8月17日(月)発売。1000円+税。

【関連リンク】
ケトル VOL.55-太田出版
雑誌『ケトル』編集部 -note

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。

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