なぜ音楽家は料理にハマるのか
なぜ音楽家は料理にハマるのか
マニアックの扉

Licaxxx連載『マニアックの扉』 音楽家がハマる料理の扉

Amazonより
『ケトル VOL.55』 さやわか、大森望、宮崎智之、橋爪大三郎、池澤夏樹、玉城ティナ、米代恭、遠野遥、野中モ…ほか

Licaxxxは、東京を拠点に活動するDJ、ビートメイカー、編集者、ラジオパーソナリティ。そんなLicaxxxの連載『マニアックの扉』がワンテーママガジン「ケトル」にてスタートした。今回は音楽家がハマる、料理の扉を開ける。

「ケトルVOL.55」及びnote(https://note.com/kettlemagazine)で連載中の一部を紹介。

 * * *
今回の「マニアックの扉」は料理。私、Licaxxxがあまり家族で外食に行かなかった理由として、母が何でも美味しく作れる、というのがあったと思う。

大学生になってから外食が増えても、中途半端に外で食べるより家に帰って食べたほうが断然美味しかった。しかし母の味にはばらつきが出る。オムライスのご飯を一つのフライパンで4人分作ると混ざりづらいとか、そんなことを言っていた気がする。

そこから食いしん坊の私のあくなき研究が始まった。2020年4月より公開した不親切な料理用のインスタグラムアカウントには載せていない研究報告をここでさせてもらう。あらゆるものを作ってきたが、中でも回数を重ねて試行錯誤し、ほぼ理想形が出来上がったものだ。

◆音楽も料理も考え実験しながら理想へ近づく

これはあらゆる人が言っていることだが、音楽家は料理にハマる。なぜならやっていることが似ているからだ。改めてDJに置き換えるならば、食材は楽曲、その日の自分のテンションや体調に合わせ味を微調整し調える行為がMIX作業。切り方や火の通し方で味の感じ方が違うのは、同じ曲でもBPMを変えるだけで全然違う機能を果たしたりするのに近いし、塩味や酸味などのバランスを調える作業は、EQで低域や高域を整えるのに似てる。

盛り付けも大事で、楽しくていいバイブスが出ている環境を作ったり、カッコいい空間でストイックな動きを見せたりするのも大事だ。こうやって一つ一つの要素を取り上げていくとキリがないのだが、逆にDJをしたことがなくても、料理をしたことさえあれば、このバランス実験についての体験は伝えられるかもしれない。

この続きはnote(https://note.com/kettlemagazine)で読めます。

◆カギとなる料理と写真
https://www.instagram.com/licoockxx/
「俺のナポリタン」
「強気のチャーハン」
「おやつのカツサンド」

【プロフィール】
Licaxxx/DJ、ビートメイカー、編集者、ラジオパーソナリティ。2010年にDJをスタート。マシーンテクノ・ハウスを基調にしながら、ユースカルチャーの影響を感じさせるテンションを操り、大胆にフロアをまとめ上げる。イベント出演のほか、ビデオストリームラジオ「Tokyo Community Radio」の主宰、アンビエントを基本としたファッションショーの音楽など多数制作。

◆ケトルVOL.55(2020年8月17日発売)

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