『Quick Japan』vol.151はかまいたち特集
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クイック・ジャパン

だいにぐるーぷ×水溜りボンド・トミー 大人気YouTuberの差異と共通点

Amazonより
『クイック・ジャパン151』 かまいたち、だいにぐるーぷ、アニソン

人気YouTuberの「水溜りボンド」と「だいにぐるーぷ」が、『クイック・ジャパン』vol.151(2020年8月26日発売)で対談。YouTube界をリードする2組は、互いをどう見ているのか? だいにぐるーぷの岩田涼太&土井谷誠一、水溜りボンドのトミーはこのように語っている。

トミー 「だいにぐるーぷ、やっぱり観ちゃうんだよなあ。数年後のYouTubeでも戦えるチャンネルが今、このクオリティで出てきたっていうことに僕は衝撃を受けていて。YouTubeがこの先プラットフォームとしてだけじゃなくて文化として残っていくために、だいにぐるーぷは必要不可欠な存在になるだろうなっていうのが最初の印象かな」

岩田 「YouTubeって本当はいろんな表現ができるはずなのに、結局みんなYouTuberっぽい企画や編集になっちゃうじゃないですか。水溜りボンドさんはその枠をどんどん壊していって、YouTuberっていう職業の限界を超えていった人たちだと思うんです。今までになかった企画やドッキリのスタイルを現在進行形で開拓してる人たちだし、めちゃめちゃすげーなと思って観てました」

土井谷 「毎日投稿っていう誰もやっていないことを続けているなかで、南極に行ったりとか、規模が大きい企画もやってるじゃないですか。TVで言うとレギュラー回があって、スペシャル回もあるみたいな。毎日投稿であれをやるっていうのはすごいなと思います」

お互いに相手の動画をチェックし、影響を受けていることを認める彼ら。ただ、そのやり方はある意味で両極端だ。6年間、毎日投稿を続けてきた水溜りボンドに対し、だいにぐるーぷは投稿頻度を絞ってクオリティを上げるタイプ。また、出演者としての立ち位置も、「タレントとしての個性をしっかり出している」と語るトミーに対し、だいにぐるーぷが目指すのは“没個性”だ。

岩田 「僕らはタレントの色をなんとか消そうっていう感じでやってきたんです。だいにぐるーぷとしての認知度はもちろん上げていきたいけど、動画の中にいる人たちの正体は見えないっていう構造がベストだと思っていて。そのほうが動画の世界観に没入できると思うんで」

土井谷 「メンバー同士の軽いやりとりや笑いみたいなものも、普通だったら使うと思うんですけど僕らはほぼカットしちゃいますね。よっぽど面白くないと残さない」

そんな彼らの当面のライバルはTV。最近は芸能人がどんどんYouTubeに参戦し、垣根はどんどん曖昧になっているが、彼らはTVというものを彼らはどう見ているのか?

岩田 「最終的にだいにぐるーぷは個人が注目されてTVにどんどん出ていくっていうよりも、Netflix で自分たちの番組を持つみたいなところが最終目標にあるんですよね」

トミー 「だから、芸能人が参入してきても彼らと同じ土俵で戦うわけじゃないというか、別に潰し合わないでやれるのかもね」

岩田 「ただ、TV局が番組ごと参入してきたらキツいかもしれないです」

トミー 「でもそこは、TVと同じくらいのスタッフ陣営とか制作力がつけば、今の若い人たちが観たいものを作る企画力はこっちのほうがあるから、枠としては絶対に残ると思うけどね」

YouTuberという世界を切り拓いた水溜りボンドと、いま多くの注目を集めるだいにぐるーぷは、形は違えども、動画の企画に対する情熱とこだわりは共通しているよう。彼らのようなレベルの高いクリエイターの存在が、これからのYouTube界を牽引していくはずだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.151(2020年8月26日発売/太田出版)

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