牡蠣がテーマのアパレルブランド「The World is My Oyster」が誕生

カルチャー
スポンサーリンク

広島県の名産品「牡蠣」をテーマとしたアパレルブランド「The World is My Oyster」が誕生した。

このブランドは、牡蠣をもっとカルチャーとして親しまれるものにすべく、「牡蠣を食べるだけでなく着て楽しめるようなアパレルブランドを」との思いから企画されたものだ。ブランド名の「The World is My Oyster」は、シェイクスピアの喜劇に登場するこの一節。〈牡蠣殻を開けて中の真珠を取り出すように、望めば求めるものを手に入れられる、”世界はわたしの思いのまま”〉という意味を持っている。

ブランド設立のきっかけは、企業や地方自治体の広告およびプロモーション等の企画制作を行う「株式会社かわむらやさん」の代表・河村知里が、広島の牡蠣のアピール不足に不満を抱いたことだ。広島県の牡蠣は生産量・消費量ともに日本一で、2019年の広島県の調査によると、県民の7割以上が「広島の牡蠣は日本一おいしい」と感じているものの、「広島の牡蠣を観光客に勧めたい」と答えた県民はわずか1.7%。広島県出身の河村が、観光促進・観光消費の側面でもったいないと感じたことから、企画がスタートした。

The World is My Oysterは、牡蠣のパワーを味方につけて身に纏う人の魅力をさらに引き出し、着ることで牡蠣を食べるような気持ちの高まりを感じられるコレクションを目指す。商品には、牡蠣の襞を意識したフリルや、貝殻の裏をイメージしたホログラムプリントなど、ひとつひとつのアイテムに牡蠣へのパッションを詰め込み、ランジェリー、Tシャツ、フーディ、トートバッグ、ステッカー等を展開する予定。オンラインショップにて11月26日(木)10時より販売される。

来年1月には、The World is My Oysterローンチと、牡蠣のおいしい季節到来を記念し、ポップアップイベントも開催される。2021年1月22日(金)~24日(日)11:00~18:00まで、KIRO 広島3FTHE POOLSIDE(広島県広島市中区三川町3-21)にて開催。

【関連リンク】
The World is My Oyster
Instagram

【関連記事】
東京と長野で二拠点生活を送る若き女性実業家はコロナで何を思った?
大食い選手権を生んだ「TVチャンピオン」 本当にガチだった?
『きょうの料理』 レシピの企画は放送の半年前から準備

※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。