『Quick Japan』vol.153は「有吉の壁」特集
『Quick Japan』vol.153は「有吉の壁」特集
お笑いとバラエティ

『有吉の壁』で輝くとにかく明るい安村 「ほかの人が80なら僕は120で」

Amazonより
『クイック・ジャパン153』 ニューヨーク、有吉の壁、水溜りボンド、深川麻衣

深夜番組からゴールデンのレギュラー番組となった『有吉の壁』(日本テレビ系)で、深夜時代から活躍し続けてきたのが、とにかく明るい安村。がむしゃらに笑いを取りに行くスタイルは、まさに“ミスター壁”と呼ぶに相応しいが、そのパワーの源は何なのか? 2020年12月25日発売の『クイック・ジャパン』vol.153で、安村はこう語っている。

「“『壁』の安村はドキュメンタリーだ”みたいなことはよく言われます。でもそんなつもりは一切ないんですよ。実力がないから、ほかの人が80くらいの力でやるところを僕は120でやらないと並べないんです。もうとにかく、余計なことは考えずに一生懸命やりきる。それだけです。

ほかの人は売れてるからいろんな仕事もあるけど、僕は『壁』オンリーなんで集中できますしね。番組がはじまった2015年はちょうど僕が売れかけてたときで、そのあと仕事がなくなったときも、ずっと『壁』は出してくれた。その感謝がもちろんあるし“結果残さなきゃ”って気持ちがノります」

丸坊主になったり、眉毛を剃ったり、自宅の部屋でバケツの水を何杯もかぶったりと、体を張ったネタを連発してきた安村。出演する芸人はコンビやトリオが多いが、ピン芸人であることも“過激路線”に拍車をかけているという。

「明日のことは考えない。それでもびっくりするくらいスベるときがありますから。特に僕はピン芸人だから、スベったときのダメージはコンビやトリオの人の倍以上なんですよ。積極的にほかの芸人とやることもないですし。『壁』でみんながコラボしてるのを見ると『いいなぁ』とは思ってます。でもやっぱり、ひとりでやりたい。そうじゃないとウケたときのうれしさが半減する気がするんです」

辛口で鳴らすマツコ・デラックスからも絶賛された安村。そこまで体を張れる背景には、司会の有吉への信頼感があるようだ。

「有吉さんは、怖いです(笑)。全部バレるんです。見透かされる。どんなにウケてても『面白くない』って言われるときもあるし、手抜いたりなんかしたら本当に速攻でバレる。そのぶん、スベっても『良かったよ』って言ってくれるときがいちばんうれしいです。頑張ったけどダメだったときでも、ちゃんと見てくれてる。直接じゃなくても放送時にtwitter で『あれ意外と面白かったな』って書いてくれたり。YouTube もHuluも、有吉さんは全部観てくれてるんですよ」

今では出演する芸人にアドバイスを送ることもあるという安村。先頭に立ち、スベリも恐れずに突き進む彼がいる限り、『有吉の壁』の勢いが衰えることは当分なさそうだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.153(2020年12月25日発売/太田出版)

◆QJ公式メディア『QJWeb』のご案内
『クイック・ジャパン』本誌に関連する情報や、独自のカルチャーニュースを毎日配信中!
QJWeb ⇛ https://qjweb.jp

【「お笑いとバラエティ」最新記事】

RECOMMEND
おすすめの記事

FAVORITE
人気の記事

MAGAZINE “KETTLE”
雑誌ケトル 最新号はこちら

INFORMATION
インフォメーション

SEARCH
サイト内検索

CATEGORY
カテゴリー

雑誌紹介

連載

ARCHIVE
日付別アーカイブ