『Quick Japan』vol.153は「有吉の壁」特集
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10周年を迎えたBABYMETAL 「どうにかして最強のBABYMETALを届けたい」

Amazonより
『クイック・ジャパン153』 ニューヨーク、有吉の壁、水溜りボンド、深川麻衣

2010年の結成以来、順調に活動を続けてきたBABYMETALにとって、結成10周年となる2020年は試練の1年となった。海外で積極的にライブを行い、ファンベースを広げてきたものの、コロナ禍で活動はのきなみストップ。この状況をメンバーはどう捉えたのか? 2020年12月25日発売の『クイック・ジャパン』vol.153で、SU-METALとMOAMETALは、このように語っている。

SU-METAL 「1月に日本でライブがあって、たしかな手応えを覚えたんですよね。でも、その後、ワールド・ツアーでヨーロッパを中心に廻って、『よし、3月からはアジアだ!』って意気込んでいたら、コロナ禍で中止になってしまって。『なにもなくなっちゃった。BABYMETALってライブができなかったら、なにができるんだろう……』っていうことを、まず考えさせられましたね」

MOAMETAL 「3月までのヨーロッパ・ツアーが廻り切れたこと、日本に無事に帰ってこれたことが今となってみれば奇跡だなって思っていて。会いたい人に会えないっていう状況がとにかく苦しかったです。でも、だんだん時間が経つにつれて、どうやったら私たちの音楽でリスナーの人に元気になってもらえるのかっていうことを考えるようになりました」

そんななか、12月23日にはベスト盤『10 BABYMETAL YEARS』がリリースされた。立ち止まることを余儀なくされ、振り返る余裕が出来た今、いちばん大切な曲はどれなのか?

SU-METAL 「私にとっていちばん大切な曲は『メギツネ』ですね。この曲にはBABYMETALに必要なスパイスが全部入っているんじゃないかと思っていて、この曲を歌うと初心に帰るんです。そもそも、この曲をレコーディングしたときは『大人になりたいな』って思っていた、大人と子どもの間で揺れていた時期で。10年という時間の中で年齢を重ねて、歌うときの気持ちと目線が変わってきたなっていうのを感じますね」

MOAMETAL 「今選ぶなら『ギミチョコ!!』ですかね。私の中ではBABYMETALのターニング・ポイントになった曲だと思っていて。この曲で、世界中の人達にBABYMETALのことを知ってもらえるようになったし、やっぱり海外のフェスでこの曲をやるとそれまで全然ノッてなかったお客さんも急に笑顔でキツネサインを掲げたりしてくれるので(笑)。みんなで、ひとつになれる曲だなぁって思いますね」

コロナという災厄に見舞われたものの、年末には紅白初出場の偉業も達成。2021年は日本武道館10公演なども予定されているが、BABYMETALの未来はどこへ向かうのか?

SU-METAL 「この10周年というタイミングでやっぱり今までお世話になってきた人たちに恩返しがしたいなって思ってるんです。鹿鳴館も、武道館もBABYMETALにとってすごく大切な場所だから、紅白も含めてこういうチャンスを頂けることがすごくうれしくて。ひとつひとつを『ありがとう』って思い込めて臨めたらいいなって思ってます」

MOAMETAL 「コロナ禍でライブをできるってこと自体が『奇跡だな』って思っていて、まだ、未来はどうなるかわからないんですけど、私たちはライブのなかで生きている存在なので、どうにかして最強のBABYMETALを届けたい……届けるしかない、って今は思っています」

メタルサウンドと女性ボーカル&ダンスユニットの融合は、デビューから10年経っても唯一無二。現在の状況を鑑みると、海外でライブをやる日は少し先になりそうだが、BABYMETALの伝説はまだまだ続いていきそうだ。

◆『クイック・ジャパン』vol.153(2020年12月25日発売/太田出版)


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