映画の時代背景から20年 『2001年宇宙の旅』を芸術作品で問い直す展覧会 

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2月19日(金)より、東京・表参道のジャイル・ギャラリー(GYRE GALLERY)にて、展覧会『2021年宇宙の旅 モノリス_ウイルスとしての記憶、そしてニュー・ダーク・エイジの彼方へ』が開催される。

この展覧会は、1968年に公開された映画『2001年宇宙の旅』の提示した宇宙観を、芸術作品によって探求するものだ。『時計じかけのオレンジ』『シャイニング』『フルメタル・ジャケット』など、数々の名作を世に送り出したスタンリー・キューブリック監督が手掛けた『2001年宇宙の旅』は、人間とテクノロジーの関係、人類の進化をテーマにした物語。SF映画の金字塔として、今なお多くの映画ファンに愛されている。

参加するアーティストは、路上観察で知られる赤瀬川原平、イギリスを拠点に活動する世界的彫刻家のアニッシュ・カプーア、映像・写真・絵画など、多彩なジャンルで活躍するピエール・ユイグ、ニューダークエイジの旗手ジェームズ・ブライドら、全9組。映画の舞台となった2001年から20年を経過した現代、「HAL9000」の夢、「モノリス」のヴィジョンとは何かを問い直し、「宇宙旅行」「AIの反乱」「非人間的な知性」「人工的な進化」といった諸問題について考える。

『2021年宇宙の旅 モノリス_ウイルスとしての記憶、そしてニュー・ダーク・エイジの彼方へ』は、2021年2月19日(金)~4月25日(日)まで、ジャイル・ギャラリー(渋谷区神宮前 5-10-1 GYRE3F)にて開催。

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。