国内23年ぶり『モンドリアン展 純粋な絵画をもとめて』 SOMPO美術館にて

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3月23日(火)より、東京・新宿の「SOMPO美術館」にて、来年生誕150周年を迎えるピート・モンドリアンの展覧会『モンドリアン展 純粋な絵画をもとめて』が開催される。

オランダ出身のピート・モンドリアン(1872~1944)は、デザインやファッションの領域にまで大きな影響を与えた画家だ。初期には風景画を描いていたものの、やがてキュビスムに傾倒して抽象画へと移行し、直線によって区切られた色面に原色を塗るスタイルへと変化。直線で囲まれた場所を原色に彩色する「コンポジション」シリーズへとたどり着いた。

今回の展覧会は、モンドリアンの生誕150年を記念し、オランダのデン・ハーグ美術館所蔵の作品50点、国内外美術館所蔵の作品と関連作家の作品約20点を展示するものだ。会場には、初期の風景画、象徴主義や神智学に傾倒した作品、キュビスムの影響を受けて独自展開した作品、晩年の水平垂直線と原色平面の「コンポジション」まで、画家人生を網羅。日本では23年ぶりとなる展覧会で、モンドリアン芸術の広がりを再検証する。

『モンドリアン展』は、2021年3月23日(火)~6月6日(日)まで、SOMPO美術館(新宿区西新宿1-26-1 JRほか「新宿駅」徒歩5分)にて開催。開館時間は10:00~18:00。休館日は月曜(5月3日は開館)。観覧料はオンラインチケット1500円、当日窓口チケット1700円(日時指定チケット)。

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モンドリアン展 純粋な絵画をもとめて

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※この記事は、「太田出版ケトルニュース」に当時掲載した内容を当サイトに移設したものです。