クイック・ジャパン vol.108 のコンテンツ

108号紹介「瑞季(私立恵比寿中学)」

2013.6.03

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瑞季(私立恵比寿中学)が離れない

ある一人のメンバーを見てしまうこと。彼女が踊ると目が向く。
彼女が歌うと耳を澄ませる。私立恵比寿中学、出席番号1番、瑞季。
こんな言い方をすると、さも人気の子を特集するように見えるだろうがそれは違う。
身も蓋もないことを言ってしまえば、9人いるメンバーの中で彼女自身トップを争う人気の立場にはいない。エビ中はリーダーもエースも決めていないので、そういった存在というわけでもない。そして、初期メンバーであり最年長。今年で高校2年生になった。
なぜ瑞季なのか。
例えば「オーマイゴースト」で緩急のあるダンスを魅せるところ。「手をつなごう」のAメロを慎重に歌い上げるところ。MCで散らかるおしゃべりをまとめようと場を伺っているところ。エビ中の魅力をひとことで表すのは難しいが、彼女を見ればゆっくりと輪郭が浮かび上がってくる。そこがいい。
瑞季は月のような存在だ。誰だって明るいときに月が見えていることなんて気にしない。
暗くなってはじめて月があることに気づき、そして月明かりに安堵する。明るいときは黙ってメンバーを見つめ、迷いそうな時は道を照らす。瑞季は控えめでいるようで、実はひっそりとエビ中を照らし、輝かせているのだ。
そんな瑞季が離れない。月は離れることなくエビ中を優しく見つめている。彼女が照らすエビ中は、どのように輝いているのだろう。それが見たい。
横浜BLITZでの模様を記録したレポート、7,000字インタビューに、各メンバーへの思いを語るなど、全18ページの特集。

◆エビ中メジャーデビュー1周年&2年目初日公演レポート
瑞季が照らす私立恵比寿中学
◆単独インタビュー 瑞季が考えるエビ中で果たす役割
「自分を前に出さず、バランスを良い感じに保っていけたらいいかなって」
◆瑞季が見たエビ中メンバー

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