クイック・ジャパンvol.112 のコンテンツ

112号紹介「高橋源一郎×最果タヒ」

2014.2.03 | 2014.11.28 updated

高橋源一郎×最果タヒ
最果タヒの不自由な言葉は、
詩を自由にする

詩人・最果タヒの言葉に対する視線は非常に冷徹である。言葉の芸術を紡ぎ続ける彼女は自身の作品に「値段」がつくことを「当たり前」と言ってはばからない。現代詩は純粋芸術である、という一般的なイメージからはかけ離れたスタンスで彼女は「詩」を書く。
今回、本誌で彼女を特集するに辺り、そのガイド役として彼女を中原中也賞に選出した作家の高橋源一郎氏にインタビュアーをお願いしたところ、快諾。高橋源一郎と最果タヒのスペシャルな対談が実現することとなった。取材は、鎌倉にある高橋氏のご自宅近くの小さなイベント・スペースで行われた。柔らかな午後の静寂の中、二人の対話はゆっくりと始まる。

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