【2018年7月20日発表】
『ここは、おしまいの地』が
第34回「講談社エッセイ賞」を受賞しました!

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スーパーの鮮魚コーナーを
物色していた父が、
一匹八十円と書かれた蟹を見て
「虫より安いじゃねえか」と呟いた。

著者の実話を描いた私小説『夫のちんぽが入らない』
その衝撃の関係性が口コミで瞬く間に広まり、
発売からいままでで13万部(2017年12月現在)に到達し異色のデビューとなった。

主婦こだまの満を持してのデビュー2作目「ここは、おしまいの地」は、
家族や職場、これまで経験してきた著者の半生を描く。

何もない“おしまいの地”に生まれた実家は空き巣に何度も入られ、訪問販売の餌食だったこと。
中学の卒業文集で「早死しそうな人」「秘密の多そうな人」ランキングで1位を獲得したこと。
引越し業者でさえ「これは最強っすね」と袖口で鼻を押さえながら言ってくる「臭すぎる新居」での夫との生活……。

生まれ持った気質なのか、
見事なまでに災難に巻き込まれる“おしまいの地”での出来事。

本書について

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『ここは、
おしまいの地』

著: こだま
発売: 2018年1月25日(木)
価格: 1,200円+税
仕様: 四六判、248ページ
ISBN: 978-4-7783-1612-9

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お試し読み

『ここは、おしまいの地』収録話を一部無料でお読みいただけます。

父、はじめてのおつかい/私の守り神 Yondemill.jp 川本、またおまえか Yondemill.jp

お知らせ

  • 2018.5.12 爪切男×こだま刊行記念トークショー大阪開催決定!
    『病人、西へ。』

    大好評の東京イベントに続き、大阪でもトークイベントが開催決定しました。
    3月3日よりチケット販売です。
    詳しくは、ロフトブラスワンWestイベント情報ページにて。
    イベント詳細 Loft-prj.co.jp

  • 2018.2.27
    本書をご紹介いただいたメディアをリスト掲載しました。
  • 2018.2.23
    神保町、書泉グランデ様ショーウィンドウに特大ポスターをディスプレイ中!
  • 2018.2.17

    爪切男×こだま刊行記念トークショー
    『全員病気』開催決定!
    ※イベントは終了しました。ご参加ありがとうございました。

  • 2018.1.25
    『ここは、おしまいの地』本日発売! 全国書店、電子書店でお求めいただけます。
    ぜひご感想をお寄せください。
    ※地域・書店によって入荷に日数がかかる場合があります。
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  • 2018.1.10
    本書への反響コメントを追加公開しました。
    本日より25日発売日まで、コメントを連続公開中です。
  • 2017.12.27
    書店員様から届いた本書への反響コメントを公開しました。
  • 2017.12.6
    当サイトオープン。お試し読みを公開しました。
    お試し読み Yondemill.jp
    また、こだまさんへの取材依頼を本日より受付開始。
    依頼方法は当サイト後部〈メディアのみなさまへ〉よりご確認下さい。

メディア掲載

本書への反響

※敬称略

  • 諦めより高く、達観より低い、とでも言おうか。とにかくステージの違う独特の感性。壮絶な人生なのに、周りのすべてを赦しながら生きている。まるで、人とは違う時空で生きているかのような、こだまさんの世界。
    妙に清潔で、静かで、落ち着く。そこは、おしまいの地。

    奥田真弓(平和書店 TSUTAYAアルプラザ城陽店)

  • 実家は何度も空き巣に入られ、訪問販売の餌食にあい、引越し業者でさえ鼻を押さえる「臭すぎる新居」にめぐりあい、腰骨を削ってまで移植した骨は消えてしまう……。途方に暮れてしまいそうな出来事の連続で日常ができてしまっているのかもしれないと疑ってしまうほどに、エピソードは尽きることなく書かれていく。そんな環境に右往左往しながらも決して屈することのない熱量は前作と変わらず、言葉の中に流れている。ままならない現実は相変わらずなくなりはしないけれど、それらひとつひとつを丁寧に手に取り、ユーモアを忘れることなく言葉に置き換えられていくことで、可笑しく愛おしいものに昇華されているのだ。こだまさんはこの短編たちを書きながら、自分自身との向き合い方を苦悩の日々の果てに探し当てたのではないか。きっとそうだといい。紡がれた言葉の先にこだまさんにとっての光があるのだと願いたい。
    こだまさんの文章が再び本の形にまとまったことが本当に嬉しい。「おしまいの地」で書かれたこの真摯でユーモラスな作家の言葉が、心の中で反響しながら新たな読者に寄り添うことを僕は切に願う。

    磯上竜也(心斎橋アセンス)

  • こだまさんのまなざしは、起きてしまったことはなかったことにできず、ならば、それをどんなふうにおもしろがるか。さらにひとりで闘う人に対して「いけ。ここまできたらやっちまえ」とアナーキーなエールを。見せられる“過去”は容赦なく血だらけ、だけど楽しい。

    大澤道弘(株式会社ローソンHMVエンタテイメント
    エンタメコンテンツグループ
    商品本部 雑誌・書籍・コミックMD部)

  • 『夫のちんぽ~』で、激動の日々を過ごしていたこだまさんの人生の狭間に、一方で、こんなにも穏やかな日々もあったのかと思うと、私までほっとする部分がありました。紆余曲折あって傷ついた人の胸に染みるエッセイでした。個人的には『川本、またおまえか』以降がとても好きです(私だったら、不用意に他人を傷つける川本をずっと許せないと思いますが……)。
    特に『首に宿る命』などは、とても味わい深かったです。首の先生が言う「最悪、骨がくっつかなくてもいいんだよ。ネジが緩んでいなければ大丈夫なんだから」からのくだりは、グッときました。「余程ひどいことがない限り大丈夫。多少間違えても大丈夫。」こだまさんが言うからこそグッときました。泣けました。この部分、『夫の~』のあとがきに加えてほしいくらいです。
    そして、「私はどう頑張っても自分のことを好きになれそうにない。~幾分マシという程度だ。」大泣きでした。
    『夫の~』で、こだまさんの乗り越えてきた過程を知っているからこそ、胸に響きました。「よくここまで乗り越えてきたね……!」とこだまさんをねぎらいたい(?)気持ちです。
    こだまさん含め、普通の物語では決して主役になり得ない人たち、だけど一人ひとり、実は豊かな世界を持っている、そんなちっぽけな人々の世界を垣間見たような、エッセイなんだけど、ここからフィクションとして発展していきそうな物語性を強く感じました。特に『父のシャンプー』とか、たとえ地味で無口でも、内面にこんなに豊かな世界が広がっているなら、もうそれで良いじゃないか!と思いました。
    『夫の~』のからの2作目という事で、ご本人のプレッシャーなどもあったかと勝手に思いますが、私の周りでは『夫の』よりもむしろ好き、なんて声も聞こえてきます。

    佐貫聡美(紀伊國屋書店 和書販売促進部)

  • なんとよく災難に遭遇する人だ、と思う。飾らない文章から弱よわしい印象を受けるが、振りかかる様々なことを受け止め、受入れ、受け流して折れずに自分の足で立って生きている、こだまさん。自分を弱いと思っている人には読んで生きる勇気をもらって欲しい、でも。案外そうでないと思っている人にこそ効くような。そんな稀な本。

    (匿名希望)

  • 誰もが多様なサイズ感の生きづらさを、それぞれの心に抱えて過ごしている現代で、包容力の豊かなこだまさんの文章は、毎日を少しずつ地道に生き伸ばしている多くの人を、照らす光になると思います。

    樋口(くまざわ書店 宇都宮店)

  • むしろ、何もない集落に生まれてよかったのではないでしょうか? そうじゃないと、私のこみ上げる笑いが止まりません。襲いかかる数々の災難の中でも病院での出来事は想像を絶します。「移植した骨が消えた」というX-ファイル顔負けの事件には脱帽するばかりです。

    松岡真理子(ジュンク堂書店 難波店 文芸担当)

  • 結構いるんじゃないかな。こだまさんと同様、私もちょっとしたことで流されて、すぐに自分が消えてしまいがちだ。でもその彼女から生み出される文章を読んで、少し頑張ってみようかな、そう思えた。

    大宮和子(浅野書店)

  • なぜだろう。こだまさんの書く文章からはいつも「懐かしさ」を感じる。それも「あたたかい」や「やさしい」というよりも「にがい」「しぶい」そして「少しだけあまい」。あるがままの人生を書いてくれているお陰で自分のいわゆる「黒歴史」と波長が合う。本当は思い出したくもない、いい思い出ではない記憶も、こだまさんのユーモアによって救われる。さくらももこさんの「ちびまる子ちゃん」を彷彿させるような、憎めない、冴えない主人公が輝きを放っている。私は少し嫉妬している。私もありのままの自分をさらけ出せるような、「強さ」がほしい。こだまさんは「強くてかっこいい人」です。

    本田理彩(ヴィレッジヴァンガード 新京極店)

  • 太宰治の言葉に、小説というものについて「やさしくて、かなしくて、おかしくて、気高くて、他に何が要るのでしょう。」というものがありますが、こだまさんの書くものはまさにこの通りだと思います。書店員として、こういう本を売ることができるのを幸せに思います。

    市川真意(ジュンク堂書店 大阪本店 文芸・文庫担当)

  • 「夫のちんぽが入らない」もそうだったが、今回もこだまさんの言葉選びが素晴らしい。他の人が語ったら哀しい出来事もこだまさんが語ることで思わず笑みをこぼしてしまう。「ここは、おしまいの地」、このタイトルの意味するところ。早く全文を読んでもっと深く理解したいです。全力で応援したいです。

    山本智子(未来屋書店 高崎オーパ店)

  • こだまさん、サイコーです! 面白くて巧い。こだまさんの本が売れて嬉しいです。ダンナさんの話ももっと読みたいです。

    (匿名希望)

  • こだまさんの人や物、出来事を見つめる文章の温度が好きだ。とてもいい。淡々としていて、でもなぜか冷たさは感じない。過剰なものがあふれる世の中でこだまさんの文章に救われる人間は多いだろう。

    辻 香月(大垣書店 イオンモールKYOTO店)

  • 諦めることは簡単。赦すことに比べたら……。
    家族や職場、壮絶な半生をこだまさんならではのユーモアな視点とユニークな語り口で赤裸々に告白した自伝的エッセイ。その「潔さ」は諦めや甘受からくるものではなく、むしろ心地よさを覚えるほど清々しく寛容的だ。こだまさんはいつだって自分の置かれた環境や現状、悲観的で卑屈になりがちな事象をありのままに受け入れている。誰かを恨んだり憎んだりしたとしても、これでもかと襲いかかってくる不条理な出来事に対して否定も肯定もしない。周りを赦しながら生きることを知っている。どうやったらこんなふうに強く生きられるんだろう。うまくいかない人間関係や人に言えない悩み、将来への漠然とした不安や心の葛藤……。誰もが経験したことのある身近な問題にどう向き合っていくのか。前作「夫のちんぽが入らない」同様、物事の捉え方を教わった気がします。

    山本香織(旭屋書店 天王寺MIO店)

  • 生きているとどうしたってどうしようもない事態に直面する。穴があったら入りたいような経験、実も蓋もないような出来事、自分の心の奥底にだけそっとしまっておきたい記憶。こだまさんはそういったものに一つ一つ向き合って文章にする。入った穴から高く空を見つめ、蓋をこじ開けて実を取り出し晒し、沈殿した記憶をトロトロに溶かして煮詰める。そのアクがこの本です。

    花本 武(ブックスルーエ)

  • 世の中には自分が大好きな人間と、そうでない、あまり好きではない人間の2つのタイプがいるように思います。
    自分は後者の人間ですが、こだま先生の作品を拝読させていただくと、自信のない、生きていくのに少し大変な人間でも、「幾分マシな自分」を毎日、少しずつ更新していけばなんとか、なんとか、頑張っていけるのではないか、そんな希望が持てました。自分に自信のない方にぜひ読んでいただきたい作品です!

    江連聡美(書泉ブックタワー)

  • こだまさんの文章は切実なのにどこかユーモアがあって、なんだか「大丈夫」と、こちらが励まされているような気になる。しかし、こだまさんいろいろ心配です。

    川俣めぐみ(紀伊國屋書店 横浜店)

  • 欲望とモノに溢れる現代日本で、プロレタリア文学の香り漂う物語に出会うとは思わなかった。虐げられたマイノリティは、運命を受け入れることによって、静かにレジスタンスの火を胸のうちに灯すのだろう。「おしまいの地」に上げられた狼煙を確かに私は受け取った。

    松本大介(さわや書店 フェザン店)

  • 前作『夫のちんぽが入らない』よりパワーアップした衝撃度バツグンのお話が満載。その生き様が「やっていることは古代人とさして変わらなかった」などのエピソードにお腹を抱えて笑ってしまうものもあった。楽しく読んでスカッと生きましょう。

    鈴木康之(大杉書店 市川駅前本店)

  • やっぱりこだまさんの文章はざらざらしている。乾燥した冬の空気のにおいがする。どう読んでもぬくもりというよりは、冷たさというか温度の低さが際立つ。希望や幻想とは全く逆のただただ現実の世界で起こっている目をそむけたくなることばかりが続く。途中で少し苛立つことに気付く。どうして隠しておいてくれないんだろう? どうして目をそむけていることを掘り起こされなくてはいけないんだろう、と。そこで気付く。温度は確かにある。でもそれは触れ合いで沸き起こる温度ではない。こだまさんが傷つき、血を流し、その痛々しい血がこちらに飛んでくるのだ。そんな温度の感じ方を体験できる。こんなPUNKな人、やっぱり他にいないと思う。

    佐藤裕美(スタンダードブックストア 心斎橋店)

  • こだま節炸裂で、これまたすごく面白かったです!
    お母さんが買ってきてくれた「無地のグンゼ」のエピソードなど、思わずホロリとしてしまう場面もあり、前作よりも辛くなく読みやすい気がしました。
    「骨の先生のように、予想外の出来事に遭遇しても、その状況ごと面白がりながら生きていけたら素敵だ」
    この言葉こそ、こだまさんの生きる指針なのだと思います。自分の身に降りかかった壮絶な経験を面白おかしく世の中に発信し、それを私たち読者が笑って拝受する。そんなやりとりの人生って素晴らしいと思います!

    宮澤紗恵子(紀伊國屋書店 ららぽーと豊洲店 文芸書担当)

  • 「おとちん」越え!! こだま節炸裂!!
    生きていくのは大変だけど嫌じゃない。そんな気持ちにさせてくれる一冊です。

    高瀬ちな美(紀伊國屋書店 札幌本店 文芸担当)

著者プロフィール


こだま

主婦。2017年1月、実話を元にした私小説『夫のちんぽが入らない』でデビュー。
発売からいままでで13万部(2017年12月現在)を到達し、『ブクログ大賞2017』ではエッセイ・ノンフィクション部門にノミネートされる。現在『Quick Japan』『週刊SPA!』で連載中。

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