『さなとりょう』

鬼小町の異名を持つ女剣士「さな」、天衣無縫のうわばみ女「りょう」、幕末最大の謎「坂本龍馬暗殺事件」の真相を追う。まったく新しい幕末維新小説。

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『 さなとりょう 』

著: 谷 治宇
表紙イラストレーション: 沙村広明
搬入発売: 2017年3月6日
価格: 1,600円+税
ISBN: 978-4-7783-1559-7
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本書への反響

(敬称略)

  • 京都で坂本龍馬の妻であったりょうと、江戸の千葉桶町道場で龍馬の許嫁だった佐奈が、二人で龍馬暗殺の真犯人を探すという設定で、二人の際立ったキャラクターがミステリーを引っ張っていく。しかしキャラクター小説という風にはならず、新選組と御陵衛士との確執や、赤報隊の顛末、当時の薩摩の政治的な立場などを細かく描き、そこに山岡鉄舟や勝海舟も絡ませ、読み応えのある歴史小説に仕立てている。諸説ある龍馬暗殺だけれども、実行犯の物語、黒幕の設定などのほかに、なぜ明治の今になってりょうのもとに龍馬暗殺の犯人の情報がもたらされたのか、の背景として、政争に敗れた西郷隆盛の下野が描かれるなど、もう一つのミステリーも用意されている。一気に読めた。

    原口賀尚(くまざわ書店本厚木店 店長)

  • 北辰一刀流小刀免許皆伝の鬼小町こと千葉さなと自由奔放に生きるおりょう、大政奉還し幕末から明治へと時代が激変する中で龍馬暗殺の真相を探りだす。龍馬の許嫁と妻とで競合する場面も多々あるが最後は助け合っている。独身を通したさなと再婚したおりょうであるが龍馬に対する想いは不変であろう。歴史的史実に基づいて構成されているが本当は血なまぐさい時代であったかと思います。ドラマ化となればキャスティングに思いが募る一冊となります。

    森野高広(旭屋書店天王寺MIO店)

  • 死になお人を惹きつけ動かす坂本龍馬。江戸から改まったばかりの東京で、勝海舟、西郷隆盛などの維新の立役者に混じり2人の女が駆ける。次々と斬殺されていく関係者、不気味な刺客、息詰まる剣戟、小説の面白さをこれでもかと詰め込んだ歴史エンタテインメント!

    髙田直樹(うさぎや株式会社 本部門統括)

  • 面白い!こんな時代小説が読みたかった。ノンフィクションを読んでいるようでもエンタテインメントの要素たっぷり。最近の時代小説に飽きた人には是非読んで欲しい。歴史の謎を追うことが好きな人には是非読んで欲しい。坂本龍馬ファン、明治維新ファン、歴史女子には是非読んで欲しい。歴史好きでなくとも読んで欲しい。沢山の人が読んで欲しい。

    飯室繁樹(田村書店 業務改革推進室)

  • 共通の「最愛の人」龍馬の暗殺を巡って、極めて個性的な二人の女性、佐奈とおりょうがお互いの気持ちを接近させていき、共闘を組むストーリーメイク、二人の気持ちの変化の描写、ストーリー展開のテンポ、二人の会話の掛け合いとの妙…とどれも絶妙だ。そうしているうちに、どんどん展開に魅せられていきます。

    海東正晴(勝木書店 店舗統轄部部長)

  • 時代小説を読むことが初めてだったので、最初のうちは、その時代の話し方や言いまわしに慣れるのに少し時間がかかりました。ですが、上手くつきあえていないように見えるさなとりょうが事件の核心に迫っていくというストーリーはとても読みやすかったです。スピード感があってよかったです。時代小説を読んだことがない人にも読んでみてほしいと思いました。

    近藤瑠香(くまざわ書店阿久比店)

  • 最初から最後まで、何の文句もございません!心地良い疾走感のまま、さなとりょうがずっとひっぱっていってくれました。二人の絶妙な距離感がたまりませんね。どうして龍馬が二人に惚れたのか、わかる気がします。私はちょいさなびいきかな。どうしてこんな女に!?とイライラする所がかわいくてかわいくて。そしてラストの西郷さん。史実の世捨て人の様な部分に、ちゃんとあてはまっててなるほど~と、納得しました。土方さんの謎の死にまで言及!これも、それもありかと思わせてくれる死に方でした。とにかく面白かったです。

    藤井美樹(紀伊國屋書店広島店)

  • 面白く読ませていただきました。龍馬が愛し、龍馬を愛した2人の女性が龍馬暗殺の謎を突き詰めて真相に近づくことにワクワクしました。私の予想を裏切ってくれた真相は衝撃でした。

    迫井武範(啓文社 課長代理)

  • 時代は幕府が倒れ、明治新国体制が作られつつある頃。坂本龍馬の妻「おりょう」と、許嫁であった「さな」が出会い、暗殺の真相を探ってゆきます。まったくの正反対の性格の二人が動くにつれ、維新の立役者となった志士たちの思いもかけぬ駆け引きや、その後の生き方があぶり出されてゆきます。驚きの連発と予想外の展開に最後までページをめくる手が止まりませんでした。

    近藤茂樹(書泉グランデ 1階リーダー)

  • まさかこんなにもミステリアスで、愛あふれるエンディングを迎えるとは想像しておりませんでした。特に中盤からラストにかけては、一気読みしました。色々な作家が龍馬暗殺の謎を小説にしていますが、その中でも『さなとりょう』は、これが初めての時代小説とは思えない面白さでした。一場面ごと情景が浮かぶ描写もとても良く、是非映画でみたいなと思いました。

    野尻真(谷島屋営業本部 浜松本店)

  • 複雑に絡む謎解きと、血しぶきが目にうかぶ壮絶な対決シーン!ミステリーとチャンバラのどっちも目が離せない、一挙両得な娯楽作品です。

    松井重樹(清明堂マリエ店 店長)

  • 追えども追えども追い付けない政府の強大な力を見せつけられた感じがあった。史実にのっとっているのかは解らないけれど、西郷と坂本龍馬の間にこんなに短期間のうちにさまざまな変化があって、殺害にまで至ってしまうという時代と気持ちの変化に身の凍る思いがした。それほどまでに国のことを考えていたということなのだろうけど、自分だったら仲間を裏切るようなことはしたくないかなと。

    飯田和之(芳林堂書店東長崎店)

  • 展開のスピードが読みやすくてよかった。時代小説をあまり読まないけど、設定がおもしろくて誰でも読めるし、時代小説が身近に感じられる。さなも龍馬もかっこいい!! 何故か歴史の勉強をしなおしたくなった。読んで勉強して、また読む。誰もが好きな坂本龍馬がもっと好きになります。

    茶谷千裕(くまざわ書店桃山店)

  • 誰が龍馬を殺したのか。その謎をといていくのが龍馬ゆかりの女二人。しかも元婚約者と妻!! 龍馬暗殺の件も気になるけど、この二人、一体ちゃんと謎をとけるのか?とハラハラドキドキしました。(だってケンカばっかしてる…!!)この二人の関係、この先どうなるんだろう…と謎ときと一緒に気になってどんどん先へ読みました。最後の着地点は、ああ、この二人らしいな、と。さなが燃やした手紙、龍馬の心情に、うるっときました。

    山根麻里(啓文社コア神辺店)

  • 歴史上の大事件『龍馬暗殺』を大胆な発想で記した物語。龍馬にとって大切な二人の女性のやりとりが絶妙。そして「あっ」と驚く龍馬暗殺の指示者。史実を崩さず展開していくストーリーに思わずひきこまれてしまった。

    莨谷俊幸(本の王国知多店 店長)

  • おりょうについて書かれたものに比べて、鬼小町・佐奈(佐那だと思っていた!)の小説は珍しいのではないでしょうか。しかも龍馬亡きあとの中年の設定、それだけでもう面白い(私も中年なので)。凛々しき剣士の佐奈が、元女房の登場で揺さぶられる乙女心。にくらしく思えていたおりょうが、佐奈の人としての公平さを通して、だんだん魅力的に思えてくる描写が見事です。クライマックスの上野で「この男がもっと弱ければ自分はこの男を斬らずにすんだ。この男がもっと強ければ、自分が斬られていた。それだけの話である。」…の文にしびれます。ほんとうのところはどうだったのか、と疑問に思う西郷や勝海舟、大久保に川路利良らの思惑と事実にも驚愕させられたが、なんといっても龍馬に心を鷲掴みにされること間違いなしの、最後の最後にある仕掛けに膝を打つ! そのときの佐奈の振る舞いは見事というしかない。

    片山恭子(ときわ書房千城台店)

  • 二人の女性が愛した男は暗殺された坂本龍馬だった。お互いを決して認めない二人が龍馬暗殺の真相に迫る。女の強さとは男にも勝るものがあるとは感じずにはいられなかった。それが表面に出たときにはもう誰にも止めることができないほどの執念。真実が明らかになればなるほどおもしろさが増して一気読み。剣が交る場面は面白さ倍増! 真剣に剣術習いたいと考えた。色々な修練を経て本棚の前で目を瞑りながら「来る。(売れる)」とか言いたい。

    松岡真理子(ジュンク堂書店難波店 文芸担当)

  • 龍馬の死にまつわる史実は数あるが、また新しい切口の物語が登場した。佐奈とおりょう、龍馬を愛した女2人が意地と恋慕から闇からつかんだ結末はどの歴史書にも遺されず消えていくのだろう。2人の一見真逆な女性たちは互いに反発しながらも認め合っていたのかもしれない。けんかは素手でやるくらいが丁度いいですな(苦笑)

    山崎蓮代(紀伊國屋書店名古屋空港店 文庫担当)

  • 時代小説は途中で挫折してしまうことの多い私だが、この「さなとりょう」は非常に読みやすく物語に引き込まれた。一見対照的なさなとりょうが、愛した男坂本龍馬のために強い意志を持ち陰謀に挑む姿に胸を打たれた。また、話の中の二人のかけ合いも現代と通ずるところがあり面白く感じた。最後の龍馬の手紙はさなに感情移入し涙腺が緩んでしまった。時代小説初心者に是非薦めたい作品。

    矢嶋夏実(日販 新刊センター)

  • まさに圧巻…充実の読み応え!! 幕末維新の時代の狭間に咲いた2人の女。奇縁といえるその運命の交錯を鮮やかなドラマに仕立てあげたその筆力は鋭く、そして力強い!! 読む者を全く飽きさせない、名場面満載の作品だ。

    内田剛(三省堂書店営業企画室 課長)

  • 佐奈とりょうが反発し合いながらも真相に近づいていくごとに増していくスピード感でページをめくる手が止められない。佐奈が鬼小町から一人で女性へと戻るラストシーンも良かった。

    阿久津武信(くまざわ書店南千住店 店長)

  • 幕末最大の謎、龍馬暗殺計画の真相に迫った、新感覚エンタメ時代小説がここに誕生!凸凹女子コンビ「さな」と「りょう」が奮闘する!

    青柳亜希(くまざわ書店 浅草店)

  • 龍馬ってそんなにモテたの? 龍馬をめぐる性格が全く違う女性の物語。たまたま幕末に生きてしまったけれど、私達となんらかわりない。等身大の力強い龍馬より魅力的な女達だった。

    土屋明子(三省堂書店カルチャーステーション千葉)

  • まさかの相容れない…佐奈とりょうのコンビに仰天! ゆえに水と油な二人にイライラ、危険に巻き込まれていく二人にハラハラ、真相にせまる佐奈の名推理にスカッ! ラストは手に汗握る、佐奈と兵頭数馬の対決にドキドキ。時代小説でありながら、ミステリーあり、サスペンスありの展開にもうお腹いっぱいです。

    伊藤麻希(中島書店)

  • さなの真っすぐな気性につられてぐいぐい読めた。どろどろとした展開もさなのおかげで読み進められ、読後感が重く沈んだだけのものにならなかったのは彼女のおかげだと思う。

    鈴木彩子(ACADEMIAイーアスつくば店)

  • 維新後の東京で、坂本龍馬をめぐる2人の女性の人生が変わる出来事を、本格ミステリーのように楽しく読める小説でした。中盤からは完全に謎解きで、読むスピードが落ちませんでした。

    松川智枝(今野書店)

  • 普段、時代小説を読まない私ですが、コレは大変読みやすい! コミックにしやすそうだなと思っていたら著者の谷治宇氏は漫画原作者とのこと、納得です! …が終盤、佐奈が急に強すぎる感じがしました。前半にそういう描写があったのですが、もうちょっと欲しかった気がします。

    増田淳(マルサン書店仲見世店 文芸書担当)

  • 坂本龍馬の妻、りょうのイメージががらりと覆された。勝海舟、西郷隆盛…あの有名な人物一人一人に血がかよっていて、生き生きと描かれている!! さなと龍、全くかみ合わないコンビのかけ合いがテンポ良く進んで一気読みです。

    辻香月(大垣書店イオンモールKYOTO店)

  • 坂本龍馬を殺せと命じた者は誰なのか。龍馬のヨメと元カノがまさかの出会い。協力して謎を追う。捜査の果てに見た真犯人とその動機は!? 龍馬ファン必読!! 読めばますます龍馬が好きになる!? 映像化希望! コミカライズも期待します!

    西村宗典(田村書店南茨木店 店長)

  • 正直申し上げるとあまり歴史小説、時代小説を読まないのですが「さなとりょう」につきまして大変面白く、そして興味深く読み進めることができました。龍馬の仇討に2人のかかわりの深い女性が時には対立し、時には助け合い(ほんとんどさながですが)、謎に近づいていくところは映像化しても面白いと感じました。歴史考察的はこのような結末はありえないのでしょうがエンターテインメントとして非常に読ませる作品でした。わたしのような歴史に詳しくない人間でも坂本龍馬の死に謎があったと言われると「何?」と思ってしまいます。そしていつの時代も強い女性が活躍する話は美しく、まぶしいものですね。もう少し私も執着心やこだわりを持って、頑張らねばと奮起させられました。2人の女性の魅力と龍馬の死の謎をうまく宣伝に使い、販売出来れば結構いけるのではと思います。

    岩崎健太郎(日販 神戸支店支店長)

  • 千葉佐奈という女性は大河ドラマ「龍馬伝」の中での印象程度しか無かったのですが、幕末にこんなに魅力的な人物が隠れていたとは!佐奈と龍の相性最悪コンビの行く先々で少しずつ露になっていく志士たちの実像、そして龍馬の姿、追いくる殺意と相まって最後迄緊張感を保ったまま一気に読んでしましました。会津、新選組等佐幕派贔屓の私には些か物足りないところもありましたが、その穴は山岡先生が獅子奮迅の活躍で埋めてくれました。龍馬が武力倒幕から何故思想を転換したのか、そこが描かれないのは何故?と感じましたが最後の手紙で納得しました。

    朝比奈(BOOKS昭和堂)

  • 坂本龍馬の妻・おりょうは、とりあげられることが多いが、千葉佐奈についてはあまり知られなかったので龍馬をめぐる二人の女性が龍馬暗殺の真相を探るという展開はとても新鮮でした。脇を固める(?)勝海舟、山岡鉄太郎、西郷隆盛、豪華に二人を盛りあげていて、本当に面白い! 女性目線から明治維新の明暗を描いているのが新鮮だし女性だからこそ、自分の思うままに行動する二人が、格好良く思えます。

    町田佳世子(平安堂長野店 文芸担当)

  • 新作のTV時代劇がなかなか見られなくなりましたが、人気の女優さん2名でドラマ化してほしくなりました。女子の微妙な共感、対立関係がすごく上手く伝わってくる時代小説。
    綾瀬はるかと石原さとみでみたいわー。夢。

    相原聡子(くまざわ書店アクアシティお台場店)

  • さなの強さ、りょうの強さを比較しながら読むことができました。強さには様々な形があることを知ることができました。続編期待しています。

    海保紀喜(くまざわ書店稲毛店)

  • 龍馬暗殺の真相をさぐるさなとりょう。男たちの思いやしがらみが見えてくるがわかっても気持ちが晴れる訳ではなく切ない…。時代が江戸から明治に変わっても心は置き去りのままの人々がそこにはいた。

    大宮和子(浅野書店 副店長)

  • 日本史や幕末~明治の歴史に疎い私でも龍馬暗殺の黒幕は誰なのか謎ときとして楽しめた。龍馬を愛した二人の(さなとりょう)、晩年は少しさみしくかんじた。(とってつけたようなフォローがあったが)さながなおのことうかばれないと思った。
    TV版の「スケバン刑事」(初代)で「スケ番まではったこの私が何の因果かまっぽの手先」の台詞の由来がp.70でわかりました。

    鍋倉仁(戸田書店 仕入部)

  • とても楽しかったです。おりょうよりも佐奈の方に、心が移って、全身で応援していました!! 私も龍馬が大好きなので、おりょうにライバル心を燃やしていたのかもしれません(笑)!! なかなかおりょうやさなにスポットを当てた小説ってないのかなあ!!と思いつつ、我がままぶりを発揮するおりょうも心から龍馬を愛していた人だなあと思うと、泣けてきました。

    江連聡美(書泉ブックタワー)

  • 佐奈とおりょうを扱った作品ということで少し冷めた目で読み始めましたが、思った以上にのめりこみました。ストーリーにはなかなかムリも感じられましたが、何か新しいことを描くとなると、これくらい発想の転換も必要かと。エンタメとしてはかなり上出来です!

    中村優子(MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店 文芸担当)

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著者プロフィール

谷 治宇(たに はるたか)

1956年滋賀県生まれ。日本大学法学部卒業後、数年の編集者生活を経て、1985年漫画原作者へ転身。本書がはじめての時代小説である。