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ノンフィクション・人文

子供睡眠不足社会 親と学校に何ができるのか

永盛鷹司(訳)

価格

3,080円
(本体2,800円+税)

判型

四六判

ページ数

320ページ

ISBNコード

9784778341244

搬入年月日
[?]

2026.3.18
※各書店・ネット書店により、購入可能となる日は異なります。

電子版発売

2026.3.23-

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書籍の説明

子供の早起きは一生の損失?
豊富な科学データから証明される、現代の若者が疲弊している理由=「睡眠不足」。
10代の成長のために、保護者と学校ができることがある!

様々な状況で睡眠時間を削られる子供たちの生活に科学的知見から警鐘を鳴らし、10代がもっと眠るためにできることがわかる本。
著者は、10代の睡眠時間を増やすため中学高校の始業時刻を遅らせるカリフォルニア州法律制定のきっかけになった教育ジャーナリスト。
睡眠不足が心身の健康、学業成績、リスク行動、感情の安定にどのような影響を及ぼすのかを丁寧に解説、家庭で実践できる具体的な改善策も紹介。
全米でおこなわれてきた実証研究、教育現場の実例をもとに、なぜ10代は眠れなくなったのかを明らかにする。

2026年3月23日(月)発売

【電子書籍について】
弊社・太田出版から発売される電子書籍のリリース情報&フェア情報は、電子書籍専門サイトHongram[ホングラム]でチェックできます。

目次

本書への推薦の言葉
序文
はじめに

●第1部 10代の若者の睡眠と学校の物語

プロローグ スタンフォード睡眠サマーキャンプ

第1章 睡眠と10代の脳――なぜ思春期の睡眠が特に重要なのか
睡眠とは何か、そして何でないか/睡眠の段階/眠っている間に起こること/年齢ごとに推奨される睡眠/脳の発達について概説/睡眠の質/10代の眠りのタイミング/第二次性徴に関する重要事項/若者の目覚ましが鳴る朝に起こること/なぜ学校の始業時刻が重要なのか/日の光について/本章のまとめ

第2章 そもそもの発端
高校が「小学校の一室」だったとき/転機となった冷戦/黄色いスクールバス/早い始業への移行/10代だけではない、睡眠危機/米国以外の国の睡眠/本章のまとめ

第3章 学校への導入
イーダイナの事例/ゲームチェンジャー/「居眠りからA評定へ」法案/高まる支持と運動の波/医師たちの勧告/本章のまとめ

●第2部 なぜ睡眠が重要なのか

第4章 睡眠とメンタルヘルス
脳が大変動する10代/睡眠不足と10代の脳/怒りなどの激しい感情と睡眠不足の関係/睡眠不足と自殺/十分な休息はポジティブさと心の回復力を高める/眠りは感情の緩衝装置/睡眠不足が普通になるとき/本章のまとめ

第5章 危険行動と不健康な習慣
興奮につながれて/10代が睡眠不足の場合/睡眠と犯罪の関係/薬物の使用/興奮剤、カフェイン、エナジードリンク/睡眠と食習慣/免疫と治癒/睡眠とワクチン/本章のまとめ

第6章 学校でも夢のなか
教師の受け止め/教育格差を埋める/出席と遅刻/眠い子どもと不登校/眠いと勉強にも身が入らず/睡眠が及ぼす学習への影響/成績への影響/ADHDと睡眠不足/卒業率にも影響/財政的な影響/始業時刻の変更は急務だ/本章のまとめ

第7章 睡眠とスポーツ
競争で有利になる睡眠/プレー資格の維持/けがが多い睡眠不足のアスリート/脳震盪について/脳震盪が起こりやすいスポーツ/睡眠と回復のつながり/けがからの回復/トレーニングの後の回復/10代アスリートのための睡眠戦略/本章のまとめ

第8章 眠気を抱える10代ドライバー
頻発する居眠り運転/10代の運転はもともと危ない/眠い10代はさらに危険/学校の始業時刻変更で自動車事故も減る理由/意識を高める/本章のまとめ

第9章 みんな同じではない10代の眠り――性別・ジェンダー、性的指向、人種・民族、社会経済状況が重要な理由
性別とジェンダーによって睡眠は異なる/オンラインのストレス要因/恋愛と睡眠/性的指向と睡眠/人種・民族と差別/十分な休息の効果/差別が睡眠に与える影響/相互に影響し合う要素/貧困と近隣環境の影響/空腹と睡眠/その他の近隣環境/本章のまとめ

●第3部 10代がもっと眠れるためにできること

第10章 10代がもっと眠れるために――日中にできること
睡眠の必要性に気づく/「あと10分だけ……」はやめたほうがよい/光あれ/スケジュールの変更を検討する/過密スケジュールに注意/無理のない目標を立てる/昼寝の技術/なぜ昼寝をするのか/いつ、どのくらい昼寝する?/カフェイン摂取のタイミング/カフェインナップ/身体を動かす/本章のまとめ

第11章 10代がもっと眠れるために2――夜にできること
勉強の時間帯の調整/最後の悪あがきを避ける/規則正しいスケジュール/就寝準備に集中する/就寝前の習慣を作る/音声を聞く/すべての明かりを暗くする/「シンク・ピンク」│ピンクを思え/雑音を起こす/入浴/薬に頼ってはいけない/もふもふの友達/10代のためのアプリ/助言を求めるべきとき/親自身の役割(と親の睡眠)を忘れずに/本章のまとめ

第12章 テクノロジーとの付き合い方
テクノロジーとソーシャルメディアが10代の睡眠に与える影響/ソーシャルメディア/食べ物を探すネズミのように/オンラインゲーム/テレビと一気見/ブルーライトの役割/デバイスの利用と睡眠に関する現実的なアドバイス/ソーシャルメディアの誘惑を理解する/ブルーライトへの対処法/家庭で決めるガイドライン/消灯後のデバイスの使用/本章のまとめ

第13章 学校の始業時刻を遅くするには――成功への戦略
地域の同志とつながる/市民運動入門/PTA/「Start School Later」/射程を定める/共通の枠組みを作る/レッツ・スリープ!/聞いてくれる人とつながる/ファクトの効果的な提示/専門家の活用/始業時刻は公平性の問題だ/生徒の声を集める/ビデオの活用/本章のまとめ

第14章 学校の始業時刻を遅くするには2│運動の進め方
急いではいけない/関係者の特定と懸念の解消/反対意見と向き合う/惰性という壁/スポーツに関する懸念/生徒の輸送に関連する懸念/その他の家庭の懸念/よくある誤解/「放課後のアルバイトはどうなる」/「実社会に出る準備ができない」/「早く寝ればいいだけなのでは」/「夜ふかしするようになるだけでは」/デジタルデバイスの利用と睡眠/根気強く/議論を本筋に戻す/公衆衛生の問題として考える始業時刻/詳しい情報を得る方法/本章のまとめ

第15章 学校の始業時刻を遅くしたカリフォルニア州――その内幕
1年目にやったこと/新しい年、新しい法案/最終的に必要だったもの│忍耐力、仲間、コミュニケーション、タイミング、柔軟性

エピローグ 私たちの現在地
付録 ウェブサイト/活動振り返り円グラフ/タイムマネジメントのためのワークシート
謝辞
注釈一覧

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著者プロフィール

著:リサ・L・ルイス
育児ジャーナリスト。長年にわたり、子ども、公衆衛生、教育など、幅広いトピックを取り上げてきた。2016年に『ロサンゼルス・タイムズ』紙に寄稿した論説がきっかけとなってカリフォルニア州で中等学校の始業時刻を遅らせる法案が提出されると、彼女は精力的に活動し、同州の学校始業時刻に関する法律(全米初)の制定のために重要な役割を果たした。
ルイスは、『ニューヨーク・タイムズ』紙、『アトランティック』誌、『ワシントン・ポスト』誌、『ロサンゼルス・タイムズ』紙、『スレート』誌、『Your Teen(ユア・ティーン)』誌など、数多くのメディアに寄稿している。彼女には現在10代の子どもと、最近まで10代だった子どもがいる。脳震盪、熱中症、パンデミック時の学校閉鎖、睡眠などといった、彼女の執筆テーマの多くは、自身の子どもたちを取り巻く状況からインスピレーションを得ている。カリフォルニア州在住。

訳:永盛鷹司(ながもり・ようじ)
翻訳家・編集者・ライター。東京外国語大学外国語学部ドイツ語専攻卒業、同大学総合国際学研究科言語文化専攻博士前期課程修了。主な訳書にヨハン・エクレフ『暗闇の効用』(太田出版)、マシュー・サイド『勝者の科学 一流になる人のチームの法則』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、スーザン・シュナイダー『あなたとAIが融合する日』(小山虎監訳、ニュートンプレス)などがある。

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