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ノンフィクション・人文

フェイクの時代に隠されていること

『フェイクの時代に隠されていること』 著:斎藤環、福山哲郎

価格

2200円+税

判型

四六判

ページ数

360ページ

ISBNコード

9784778316280

搬入年月日
[?]

2018.7.12
※各書店・ネット書店により、購入可能となる日は異なります。

書籍の説明

否認(精神分析用語)=あまりにも不快な事実に直面した際に、圧倒的な証拠が存在するにも関わらず、それを真実だと認めず拒否すること。

国会において堂々と嘘をつく人がいて、批判されシラを切り、後にそれが嘘だと明らかになってもまた別の嘘をつく、「否認」が際限なくまかりとおったこの四年間とは、まさに歴史上ありえない「フェイクの時代」の日々であった。はたしてその裏で社会では一体何が起こっていたのか。いつしか貧困と差別が固定化し、分断と格差が際限なく広がる世界ができあがっていたのである。そして、にも関わらず、安倍政権の支持率は30%と高い。それは一体なぜなのか。政界一の論客である立憲民主党幹事長・福山哲郎と、この国に暮らす人の精神の変動を診察し続ける精神科医・斎藤環が、未曾有の四年間、この国で本当に起こっていたことのすべてを解き明かす。

◆書店員様へ
本文中イラスト(画:小田嶋隆)付のPOPをご用意しています。(下部「販促・ダウンロード」をご確認下さい)
安倍総理以外の人物イラストをご希望の書店員様は、営業部までご相談ください。

◆お試し読み・内容紹介
「太田出版ケトルニュース」にて、本書内容を一部ご紹介中です。

目次

はじめに ソフトな全体主義から対話的民主主義へ 斎藤環
なぜ政治家は馬鹿になるのか
噓と否認の時代に
「全体主義的資本主義」下の幸福
「コミュニケーション」から「対話」へ

第一章 ヤンキー(=空気)が日本を支えている
半年で急落した政権支持率
忖度の暴走
「一対多」でいじめの「空気」を操作
両論併記すれば公平なのか
「コストが安い」の無神経さ
「空気」を変えるKY
原発事故と「空気」

第二章 退屈なファクトより面白いフェイクが世界を覆う
今や世界を「空気」が支配している
お互いを叩き合うリベラル
オープン・ダイアローグと政治
SNSで本当に対話が可能なのか

第三章 フェイクの時代の裏で起こっていたこと
依存症者の否認
相模原障害者施設殺傷事件と最悪の法改正案
弱者が弱者を差別する
「ひきこもり高齢化社会」をどうするか
就職支援と縦割り行政
増え続けるひきこもり
否認ばかりの自民党
噓に麻痺している世界
昔の自民党はバラエティ豊かだった

第四章 なぜ貧困と差別が固定化してしまうのか
スクールカーストの一般化
中間層への給付はバラマキなのか
自殺者数を減らした対策
情報を開示するだけで状況が変わる
「伝統的家族主義」という虚構
女性の貧困と差別の継承
尊厳が踏みにじられている

おわりに 安保法制強行採決以降、日本で起こっていたこと 福山哲郎
「安倍内閣は国会で真実を語らない」
すべてはここから始まった――安保法制強行採決
二〇一七年通常国会、安倍政権の綻びが見え始める
立憲民主党結党、前途多難な船出
二〇一八年、前代未聞のフェイク国会
フェイクにフェイクを重ねても真実は出てこない
むすび

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著者プロフィール

福山哲郎(ふくやま・てつろう)
一九六二年生まれ。立憲民主党初代幹事長。京都造形芸術大学客員教授(政治学)。同志社大学法学部卒業、京都大学大学院法学研究科修士課程修了。二〇一六年に参議院議員選挙京都選挙区で四度目の当選を果たす。参議院環境委員長、外交防衛委員長、民主党政調会長などを歴任、鳩山由紀夫内閣では外務副大臣、菅直人内閣では内閣官房副長官として外交・震災対応にあたる。気候変動問題とグリーン経済の実現をライフワークとする。立憲民主党設立二日後の十月五日、民進党を離党し、立憲民主党に入党。主な著書に、『2015年安保 国会の内と外で――民主主義をやり直す』(共著、岩波書店)、『原発危機――官邸からの証言』(ちくま新書)、『民主主義が一度もなかった国・日本』(共著、幻冬舎)、『私の「貧乏物語」――これからの希望をみつけるために』(共著、岩波書店)などがある。


斎藤環(さいとう・たまき)
一九六一年岩手県生まれ。医学博士。筑波大学医学医療系社会精神保健学教授。専門は思春期・青年期の精神病理学、病跡学、精神分析、精神療法。「ひきこもり」並びにフィンランド発祥のケアの手法/思想である「オープン・ダイアローグ」の啓蒙活動に精力的に取り組む。漫画・映画などのサブカルチャー愛好家としても知られる。主な著書に『戦闘美少女の精神分析』『ひきこもりはなぜ「治る」のか?精神分析的アプローチ』(以上、ちくま文庫)、『アーティストは境界線上で踊る』(みすず書房)、『「社会的うつ病」の治し方――人間関係をどう見直すか』(新潮選書)、『世界が土曜の夜の夢なら――ヤンキーと精神分析』(角川文庫)、『承認をめぐる病』(日本評論社)、『人間にとって健康とは何か』(PHP新書)、『オープンダイアローグとは何か』(医学書院)などがある。

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