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お笑い

舞台で共演の今田耕司と立川談春が語る「落語とお笑いの違い」とは?

1月31日(木)から2月3日(日)まで、東京・下北沢の本多劇場にて、鈴木おさむ演出による立川談春と今田耕司出演の舞台『The Name』が上演される。片や落語、片や“お笑い”という異なるジャンルに身を置く2人が現在発売中の『クイック・ジャパン』vol.105で対談。お互いの世界の違いについて、2人はこう語っている。

今田 「僕は最初、紳助さんのところに行こうと思っていたら、養成所があると聞いたんで、まず全国からお笑いエリートが来る中で通用するのかを試そうと思ったんですよ。1年やって向いてそうだったら改めて弟子入りして、30才までにテレビ出れなかったらあきらめる、と話をしてた覚えがあります」
談春 「落語はできるヤツを伸ばす教育がなくて、全員が餓え死にしないように一番できないヤツにあわせてやっていく。それと比べたらその世界は過酷だよー。そこで勝ち残ってきたことに対するコンプレックスとまではいかなくても、畏敬の念はありますよ」

そして、「芸を突き詰めてる方はみんなみんな尊敬してるし、落語は特に形になって出ますからね」と落語に対する敬意を表す今田に対し、「落語家じゃなくても、誰でも落語できるんだって(笑)」と返す談春。ご存知の通り、談春には談志、今田には松本という偉大な存在があるわけだが、その点について今田は、

今田 「僕は頭悪かったんで、当時は自分が3人目のダウンタウンと思ってました(笑)。『俺いるやろ』みたいな。(中略)自分がメンバーじゃないというのは、ダウンタウンさんが上京した時、一緒にいくもんだと思ってたら、呼ばれてるのはダウンタウンさんだけだった。そこで『俺は俺やったんや』って芸じゃなくて、物理的に気づかされた(笑)」

と回想。これに対し談春は、「師匠が100できるうち、自分ができることは3だけ。でもそれを追い詰めて近づくのは逃げでも挫折でもない」と、芸を極める奥深さについて語っている。

◆『クイック・ジャパン』vol.105(12月12日発売/太田出版)

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