鬱屈精神科医、占いにすがる

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鬱屈精神科医、占いにすがる

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価格	1,760円（本体1,600円+税）
判型	四六判
ページ数	224ページ
ISBNコード	9784778314958
搬入年月日 [？]	2015.12.9 ※各書店・ネット書店により、購入可能となる日は異なります。
電子版発売	2016.3.18-

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書籍の説明

心の医者にとって救済とは？

「わたし」を救ったという「透明な裁縫箱」が数十年をかけて結晶化し、本という姿になって今ここに現れた。
私小説にして哲学書、文学にいざなう力に満ちた、豊かな本だ。
小池昌代（詩人・作家）

精神科医は還暦を迎えて危機を迎えていた。無力感と苛立ちとよるべなさに打ちひしがれる。しかし、同業にかかるわけにもいかない。それならいっそ街の占い師にかかってみようと思い立つ。はたして占いは役に立つのか。幾人もの占い師にあたっていって、やがて見えてきたもの……。人間が“救済”されるとはいったいどういうことなのか。私小説的に綴られる精神科医の痛切なる心の叫び。

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メディア掲載情報

2018.02.18 『鬱屈精神科医、占いにすがる』

新聞読売新聞2月18日号 - インタビュー

息苦しい実家を「お祓い」
2017.09.25 『鬱屈精神科医、占いにすがる』

雑誌 AERA 10月2日号／詳細リンク／この掲載誌を購入 - 本の紹介（小島慶子）

「小島慶子の幸複のススメ！」
占いは「それでいいよ」のまなざし探す旅
2016.06.05 『鬱屈精神科医、占いにすがる』

雑誌『綴葉』2016年6月号（No.348）／詳細リンク - 書評

書評掲載
2016.06.06 『鬱屈精神科医、占いにすがる』

雑誌ダ・ヴィンチ 2016年7月号／この掲載誌を購入 - 書評

書評掲載
2016.04.17 『鬱屈精神科医、占いにすがる』

ラジオ J-WAVE「「BOOK BAR」／詳細リンク - 本の紹介（大倉眞一郎）

本の紹介
2016.03.28 『鬱屈精神科医、占いにすがる』

新聞産経新聞／詳細リンク - 書評（片田珠美）

書評掲載
2016.05.01 『鬱屈精神科医、占いにすがる』

雑誌母の友 5月号／この掲載誌を購入 - 書評（頭木弘樹）

心の奥底に降りていく
2016.02.10 『鬱屈精神科医、占いにすがる』

雑誌 Newsletter vol.101(ブッククラブ回発行)／詳細リンク - 書評

書評掲載
2016.03.25 『鬱屈精神科医、占いにすがる』

雑誌週刊読書人3月25日号 - 書評（可能涼介さん（批評家・精神保健福祉士））

書評掲載
2016.03.10 『鬱屈精神科医、占いにすがる』

雑誌クロワッサン 3月25日号／詳細リンク - 書評

書評掲載
2016.03.05 『鬱屈精神科医、占いにすがる』

雑誌ダヴィンチ 4月号／詳細リンク - 書評（佐藤文香）

読んで得する14冊
2016.02.26 『鬱屈精神科医、占いにすがる』

雑誌芸術新潮 2016年03月号／詳細リンク - 書評（諏訪敦（美術家・広島市立大学准教授））

PICK UP――春日先生、いったいどうしたのですか。
2016.02.14 『鬱屈精神科医、占いにすがる』

新聞山陰中央新報、中国新聞ほか多数 - 書評（信田さよ子（臨床心理士））

書評掲載
2016.02.23 『鬱屈精神科医、占いにすがる』

雑誌婦人公論 3月8日号／詳細リンク - 書評（渡邉十絲子）

書評掲載
2016.02.18 『鬱屈精神科医、占いにすがる』

雑誌週刊新潮 2月18日号／詳細リンク - 書評（大竹昭子（作家））

書評掲載
2016.02.07 『鬱屈精神科医、占いにすがる』

新聞朝日新聞／詳細リンク - インタビュー

[著者に会いたい]著者インタビュー
2016.01.21 『鬱屈精神科医、占いにすがる』

雑誌週刊文春 2016年1/28号／詳細リンク - 書評

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著者プロフィール

春日武彦

春日武彦（かすが・たけひこ）
1951年京都府出身。日本医科大学卒。産婦人科医として6年間勤務した後、精神科へ移る。大学病院、都立松沢病院精神科部長、都立墨東病院神経科部長等を経て、現在も臨床に携わる。医学博士、精神科専門医。甲殻類恐怖症。藤枝静男とイギー・ポップに憧れ、ゴルフとカラオケとSNSを嫌悪。著書には『無意味なものと不気味なもの』（文藝春秋）、『幸福論』（講談社現代新書）、『精神科医は腹の底で何を考えているか』（幻冬舎新書）、『臨床の詩学』（医学書院）、『緘黙』（新潮文庫）等多数。