文芸書
価格  | 
 							
1,650円  | 
						
|---|---|
判型  | 
							四六判  | 
						
ページ数  | 
							264ページ  | 
						
ISBNコード  | 
							9784778315832  | 
						
2017.7.5  | 
						
書籍の説明
テレビで岩井志麻子を見るたび、私は姉である本間切美を思い出す。生前、姉は芸術家になりたかった。ネットではカルト的な人気があった姉だが、芸術家としては凡庸で素人目でも稚拙とわかる作品は、見る者を不快にさせ不気味で狂気に満ちあふれていた。そして願いは死をもって成就した。切断された姉の首は、彼女の住んでいたマンションの一室で、子供たちに人気のヒョウのぬいぐるみの首にくるまれて転がっていた。この猟奇的な殺され方は、なぜかQ国で起きた「ガオちゃん殺人事件」に酷似していた……。 
格差の拡大とグローバル化が生んだ貧困者の恐ろしい魔界を描く新しいミステリー小説! 
現代においてもっとも貧しいもの、もっとも恐ろしいものを描く作者の新境地である。(清水良典・文芸評論家)
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- ◆岩井志麻子『噓と人形』女豹イラスト入りパネル
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メディア掲載情報
著者プロフィール
						岩井志麻子(いわい・しまこ) 1964年岡山県生。高校在学中の1982年、第3回小説ジュニア短編小説新人賞に佳作入選。少女小説家を経て、1999年『ぼっけえ、きょうてえ』が第6回日本ホラー小説大賞と第13回山本周五郎賞を受賞。以降、『岡山女』(第124回直木賞候補)、『trai cay (チャイ・コイ)』(第2回婦人公論文芸賞)、『自由戀愛』(第9回島清恋愛文学賞)など話題作を続々発表。近年は韓国、台湾、ベトナムなどアジアを股にかけて活動、ヒョウの衣装でテレビ出演することが多い。作風にもっとも影響を与えたのは楳図かずお『洗礼』。











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