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ノンフィクション・人文

欲望で捉えるデジタルマーケティング史

イラスト:坂内拓、装丁:岩間良平(trimdesign)

価格

2,500円
(本体2,273円+税)

判型

四六版

ページ数

192ページ

ISBNコード

9784778317904

搬入年月日
[?]

2022.4.8
※各書店・ネット書店により、購入可能となる日は異なります。

電子版発売

2022.4.9-

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書籍の説明

欲望が人を動かし、マーケティングを変えてきた。
インターネットが広がったのも、インターネットが広告メディアとなったのも、黎明期のインターネットユーザーの欲望によるものでした。また、既存のメディアに比べて、懐疑的に見られていたインターネット広告の概念を覆し、価値を認めさせたいというインターネット広告の担い手の欲望がテクノロジーの進化を後押ししました。さまざまなコミュニケーション手法、インターネット広告の自動化、効率化も、生活者や広告主の欲望に応えて生まれたものです。 ――「おわりに」より

コミュニケーション・ディレクター さとなお 絶賛!!
「流行っては廃っていくテクノロジーやノウハウに右往左往しなくなるための武器。それは「欲望」の大きな流れを読む「俯瞰力」だ」――佐藤尚之

インターネット広告が登場したのが1990年代。それから20年あまりのうちに、「イ ンターネット広告なんて」と施策から切り離されていたところから、「インターネット広告も」と存在価値を認められる時代へ。さらには、タッチポイントのプランニングや予算を考えるときに「まずはインターネット広告から」へと、インター ネット広告は立場を大きく変えました。そして今や、マーケティングにデジタルが使われないことはほぼなくなりました。そんなデジタルマーケティング史を軸に、広告にまつわるテクノロジーや当時の社会情勢など30年分の「知っておくべき」がこれ一冊にギュッと詰まっています!

【イベント続々開催】
「欲望で捉える 広告ビジネスの過去・現在・未来」
https://bookandbeer.com/event/20220525_y/
本書著者の森永真弓と、『広告ビジネスは、変われるか』(宣伝会議)の安藤元博、さらに博報堂ケトル共同CEO・嶋浩一郎による刊行記念イベントが開催決定!
場所:下北沢B&B、またはオンライン(Zoomウェビナー)で参加可能
日時:2022年5月25日20時
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【バーチャル背景配布中】
広大なインターネットの海をイメージした、本書表紙イラストのバーチャル背景です。どうぞご活用ください!
▼『欲望で捉えるデジタルマーケティング史』バーチャル背景/表紙イラスト
『欲望で捉えるデジタルマーケティング史』バーチャル背景/表紙イラスト
※バーチャル背景素材の無断での再配布、ならびにバーチャル背景以外でのご利用はご遠慮ください。
※素材を利用することによって発生したトラブルについては一切責任を負いかねます。

【電子書籍について】
弊社・太田出版から発売される電子書籍のリリース情報&フェア情報は、電子書籍専門サイトHongram[ホングラム]でチェックできます。

目次

はじめに
年表

1章 90年代後半:デジタルマーケティング業界はどのようにして誕生したのか
01 アマチュア無線のように広がったインターネットの世界
02 インターネットの世界を前進させたWindows、iMac
03 インターネットユーザーの欲望が生み出したインターネット広告
04 人材の流入により急成長したインターネット業界
05 Googleの誕生

2章 2000〜2003年:デジタルマーケティングが存在価値の証明を模索した時代
01 加速度的に発展するインターネットの世界
02 検索広告による広告の民主化
03 効果を証明して存在価値を認められたいデジタルマーケティング業界
04 デジタルマーケティングの概念を覆したBMW Films

3章 2003〜2008年:情報発信者の変化がもたらした新たな変化
01 情報を自ら発信したい生活者たち
02 生活者という発信者を活用したデジタルマーケティング手法
03 生活者主導メディアを広告媒体化したUNIQLOCK
04 生活者が繋がりあい、情報を共有しあうプラットフォームの増加
05 インターネットの地位の変化
06 大企業も見すごせないインターネットの存在感の確立
07 インターネット広告も急速に進化

4章 1999〜2010年:モバイルという、もうひとつのデジタルマーケティング市場
01 インターネットのガラパゴス 「ガラケー」の世界
02 「ガラケー」世界のデジタルマーケティング

5章 2008〜2011年:リーマンショックによる強制的な変化の加速
01 リーマンショックによる広告費の激減とその余波
02 広告費0円露出の波
03 マーケティングのインハウス化

6章 2011〜2013年:デジタルを使わないマーケティングが存在しない時代へ
01 今日的デジタルマーケティングの始まり
02 スマートフォンの主流化とSNSの浸透
03 スマートフォンシフトがデジタルマーケティングに与えた影響
04 インターネット広告の変化

7章 2013〜2016年:デジタルマーケティングと、マスマーケティングの相互理解の鍵
01 獲得に寄与するパフォーマンス広告の効率化がより深化
02 獲得に寄与しない広告は「ブランディング広告」?
03 効率化による同質化からの脱却

8章 2010年代後半:デジタルマーケティングの拡がり
01 個人がコミュニティヒーローとしてデジタルマーケティングで稼ぐ
02 インフルエンサーマーケティングの浸透
03 マイクロインフルエンサーの活躍
04 あらゆるデータの活用で変わる広告産業
05 広告産業に多くのプレイヤーが参入
06 広告を排除したい生活者

コラム1: 日本のクリエイティブはデジタルにどう影響を受けたのか
コラム2: 世界のプライバシー・データ保護はどう変化するか

おわりに

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著者プロフィール

株式会社博報堂DYメディアパートナーズメディア環境研究所上席研究員。通信会社を経て博報堂に入社し現在に至る。コンテンツやコミュニケーションの名脇役としてのデジタル活用を構想構築する裏方請負人。テクノロジー、ネットヘビーユーザー、オタク文化研究などをテーマにしたメディア出演や執筆活動も行っている。自称「なけなしの精神力でコミュ障を打開する引きこもらない方のオタク」。WOMマーケティング協議会理事。共著に『グルメサイトで★★★(ホシ3つ)の店は、本当に美味しいのか』(マガジンハウス)がある。