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デジタルコンテンツ

BL進化論[対話篇] ボーイズラブが生まれる場所

中村明日美子 (装画)

価格

2,200円
(本体2,000円+税)

ページ数

453ページ

リリース日

2022.8.05

こちらで読めます!

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書籍の説明

『BL進化論 ボーイズラブが社会を動かす』の第二弾、
『BL進化論[対話篇] ボーイズラブが生まれる場所』が遂に電子書籍化!

男性同士の深い関係性を描き、主に女性を中心に愛好されてきたBL(ボーイズラブ)。
物語の中の登場人物が示す道筋には、現実社会を生きる我々が目指すべき未来も描かれている。
BL作品は今や、ホモフォビア、ミソジニー、家父長制社会における役割からの解放、LGBTQ+への認識など、現実社会に影響を与えるまでに進化を遂げているのだ。

本書では、BL研究者である著者・溝口彰子が、
BLの最前線を行く合計13名クリエイターたちとの対話を通して、作品に込められた思いや魅力について迫りながら、
BLの進化と社会との関係性について考察している。
4本の書きおろしの論考も加えた、大ボリュームの一冊。

【対談作家】
ヨネダコウ、中村明日美子、岩本薫、トウテムポール、榎田尤利/ユウリ、スカーレット・ベリ子、石原理、羽生山へび子、C・S・パキャット、よしながふみ

【ボーナストラック】
千葉雅也、BOYSLAB、三浦しをん

【論考】
コラム1 BLとゲイの関係、そして今後?/コラム2 「二四年組」が切り拓いたオリジナルな世界観の重要性/コラム3 「ホモソーシャル」概念を整理する/BL映画論 序論

【本作品は、2017年に宙出版より紙単行本として出版されたものを、太田出版が2022年に電子書籍化したものです。】

【電子書籍について】
弊社・太田出版から発売される電子書籍のリリース情報&フェア情報は、電子書籍専門サイトHongram[ホングラム]でチェックできます。

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著者プロフィール

大学卒業後、フアッション、アート関係の職につ
き、同時にレズビアンとしてのコミュニティ活動も展開。1998年、
アメリカNY州ロチェスター大学大学院に留学、ビジュアル&カルチ
ュラル・スタディーズ・プログラムでのクィア理論との出会いから、
自身のルーツがBL(の祖先である「24年組」の「美少年漫画」)であるこ
とに気付き、BLと女性のセクシュアリティーズをテーマにPhD(博
士号)取得。BL論のみならず、映画、アート、クィア領域研究倫理な
どについて論文や記事を執筆。学習院大学大学院/早稲田/法政
/明治学院/多摩美術/共立女子/和光大学など複数の大学で講
師をつとめる。著書に『BL道化論 ボーイズラプが社会を動かす』
(太田出版、2015)。論文として、“Gender and the Art of
Benshi: ln Dialogue vvith Midori Savvato", Camera Obscυ ra
78 vo1 26′ no.3(2001)、“Theorizing Corrlics/卜,4anga lGenre
as a Productive Forurn:Yaoi and Beyond"′ (3′ Oba′ Aイanga
Stυ d′ es,vo「1(2010)、翻訳として、B.ルビー・リッチ「ミルク、あ
る? ガス・ヴァン・サント、歴史と選近する」『明治学院大学 藝
術学研究』第27号(2017)など。
2017年、『BL進化論 ボーイズラブが社会を動かす』(太田出版)と
『BL進化論〔対話篇〕 ボーイズラブが生まれる場所』(宙出版)の2冊が
第17回Sense of Gender賞特別賞を受賞。