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ノンフィクション・人文

射精責任

村井理子(訳)、齋藤圭介(解説)

『射精責任』NOW PRINTING!

価格

2,420円
(本体2,200円+税)

判型

四六判

ページ数

160ページ

ISBNコード

9784778318789

搬入年月日
[?]

2023.7.19
※各書店・ネット書店により、購入可能となる日は異なります。

書籍の説明

全米騒然!
ニューヨークタイムズ・ベストセラー選出
世界9カ国で翻訳
刊行前からSNSで話題沸騰!!

男性は、ほんのわずかに気持ちいいことのために、本当に女性の人生を危険に晒すのでしょうか? ええ。晒します。そんなことは毎日起きています。道端に咲くタンポポぐらい、ありとあらゆる場所にある話です。
――ガブリエル・ブレア

望まない妊娠による中絶を根本から問い直す28個の提言

男性の変革を求める、戦略的な、渾身の叫び
――Vouge(US)

目次

はじめに すべて男性にかかっているのです
1 男性の生殖能力は女性の50倍
2 精子は最長5日間生き続ける
3 女性の受胎可能期間は予測できない
4 排卵はコントロールできないが、射精は違う
5 女性用避妊具は、手に入れにくくて、使いにくい
6 男性用避妊具は、驚くほど簡単に手に入る
7 男性はコンドームが嫌いだというのは、思い込みにすぎない
8 精管結紮手術は、卵管結紮術に比べて、リスクが低い
9 女性に避妊を期待しすぎている
10 男性が楽をできるなら、女性が苦しむのはしかたない?
11 セックスの最優先事項と目的は男性の喜びだ、と社会が教えている
12 女性は快楽なしで妊娠できる
13 望まない妊娠は、すべて男性に責任がある
14 自分の体にも、男性の体にも、責任を持つのは女性である
15 ターゲットを男性に絞る必要がある
16 男性の行動に責任を持たせ、女性を被害者にしない
17 男女間の力の差は、簡単に暴力に繋がる
18 女性は妊娠から途中退場できない
19 私たちは妊娠と出産に関して正直ではない
20 子育ての現実と負担は計り知れない
21 妊娠が罰になるべきではない
22 養子縁組は中絶の代わりにはならない
23 無責任な射精をする男性のリスクはゼロ
24 精子は危険である
25 認めたくないみたいだけれど、男性は自分の肉体や性欲を管理できる
26 男性は自分が中絶を簡単に回避できると知っているが、そうしようとはしない
27 私たちは答えを知っている
28 行動に移そう
解説(齋藤圭介)
訳者あとがき(村井理子)

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著者プロフィール

原著者:ガブリエル・スタンリー・ブレア
起業家・ブロガー。2006年に解説されたWebサイト・DesignMom.comの創設者。当サイトは、タイム誌の「ウェブサイト・オブ・ザ・イヤー」に選出され、ウォールストリートジャーナル誌、ペアレンツ誌、ベターホームズ&ガーデンズ誌からトップ子育てブログとして賞賛され、アイリス賞の「ブログ・オブ・ザ・イヤー」を受賞。オンラインコンテンツクリエイターやクリエイティブな起業家のための超大型年次会議「Alt Summit」の創設者でもあり、現在13年目を迎える。最初の著作『Design Mom: How to Live with Kids』(2015年)と本作『射精責任(Ejaculate Responsibly: A Whole New Way To Think About Abortion』(2022年)の著者はいずれもニューヨークタイムズ紙のベストセラーになった。夫のベン・ブレアとの間には、ラルフ、モード、オリーブ、オスカー、ベティ、フローラ・ジューンの6人の子供がいる。

訳者:村井 理子(むらい・りこ)
翻訳家・エッセイスト。1970年静岡県生まれ。訳書に『ヘンテコピープルUSA』(中央公論新社)、『ゼロからトースターを作ってみた結果』『人間をお休みしてヤギになってみた結果』(ともに新潮文庫)、『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』(きこ書房)、『黄金州の殺人鬼』(亜紀書房)、『エデュケーション』(早川書房)、『メイドの手帖』(双葉社)など。著書に『ブッシュ妄言録』(二見文庫)、『家族』、『犬(きみ)がいるから』『犬ニモマケズ』『ハリー、大きな幸せ』(以上、亜紀書房)、『全員悪人』、『兄の終い』『いらねえけどありがとう』(以上CCCメディアハウス)、『村井さんちの生活』(新潮社)、『更年期障害だと思ってたら重病だった話』(中央公論新社)、『本を読んだら散歩に行こう』(集英社)など多数。

解説者:齋藤圭介(さいとう・けいすけ)
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(社会学)。現在、岡山大学大学院学術研究院社会文化科学学域(文) 准教授。専門はジェンダー研究、社会学。

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