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ノンフィクション・人文

観光地ぶらり

価格

2,750円
(本体2,500円+税)

判型

四六判上製

ページ数

384ページ

ISBNコード

9784778319250

搬入年月日
[?]

2024.3.25
※各書店・ネット書店により、購入可能となる日は異なります。

電子版発売

2024.3.27-

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書籍の説明

行列に並んで観る絶景も悪くないが、そこで生活する人々の呼吸を聞き、その土地と対話する姿勢に感動を覚えた。——又吉直樹

話題作『ドライブイン探訪』の著者が、各地の「観光地」を巡り、日本の近代の歩んできた足跡をたどる傑作ノンフィクション・エッセイ。旅とは、生活とは、歴史とは、世界とは、生きることとは。

絶景のなかに、何を見るか。
わたしたちの目は、絶景を見慣れている。どんなに美しい景色でも、1時間、2時間と見惚れることは稀で、しばらく眺めたあと、写真を撮って立ち去る場合がほとんどだ。わたしたちは、ちゃんと景色を見つめられているだろうか? 絶景を前に立ち止まり、目を凝らすことで、見えてくる姿がある。じっと耳を澄ますことで、聴こえてくる声がある。そんな偶然の出会いに、「ささやかな未知」が詰まっている。ここではないどこかに、わたしとは違う人生を生きている誰かがいる。そんな誰かを想像することは、世界に触れようとすることであり、それこそが「観光」なのではないかと、僕は思う。(「あとがき」より)

3月27日(水)より発売

◆刊行記念イベント続々開催!
以下の他にもイベント計画中です。ぜひ著者・橋本倫史さんのX(@hstm1982、旧Twitter)をチェックして下さい!

『観光地ぶらり』刊行&『絶滅危惧個人商店』文庫化記念イベント(本の長屋フェス)
日時:2024年5月4日(祝)11:00~12:30
場所:本の長屋
   〒166-0002 東京都杉並区高円寺北3丁目8-13
登壇者:井上理津子、橋本倫史
※お申し込み方法やイベント詳細は、本の長屋(info@honnonagaya.com)まで。

『観光地ぶらり』橋本倫史著 刊行記念トークイベント「旅の思い出」
日時:2024年5月17日(金)19:30~
場所:本屋ルヌガンガ
   〒760-0050 香川県高松市亀井町11-13
登壇者:橋本倫史
→詳細をチェック


【電子書籍について】
弊社・太田出版から発売される電子書籍のリリース情報&フェア情報は、電子書籍専門サイトHongram[ホングラム]でチェックできます。

目次

プロローグ わたしたちの目はどんなひかりを見てきたのだろう?
道後温泉 いつか旅は終わる
竹富島 人間らしさを訪ねる旅
摩耶山 ひとつひとつの電灯のなかにある生活
猪苗代 結局のところ最後は人なんですよ
羅臼 人が守ってきた歴史
横手 店を選ぶことは、生き方を選ぶこと
しまなみ海道 昔ながらの商店街にひかりが当たる
五島列島 世界は目に見えないものであふれている
広島 この街にいた誰かを思い出す
登別・洞爺 絶景、記憶をめぐる旅
あとがき

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著者プロフィール

橋本倫史(はしもと・ともふみ)
1982年東広島市生まれ。物書き。著書に『ドライブイン探訪』(ちくま文庫)、『市場界隈 那覇市第一牧志公設市場の人々』、『東京の古本屋』、『そして市場は続く 那覇の小さな街をたずねて』(以上、本の雑誌)、『水納島再訪』(講談社)がある。(撮影=河内彩)

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