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ノンフィクション・人文

ぼくたち、親になる

『ぼくたち、親になる』 著:稲田豊史

価格

1,980円
(本体1,800円+税)

判型

四六変形

ページ数

260ページ

ISBNコード

9784778340537

搬入年月日
[?]

2025.10.6
※各書店・ネット書店により、購入可能となる日は異なります。

書籍の説明

残酷で切実!
超少子化時代に耳を貸すべき
父親たちの不都合な本音。
Web連載時に賛否両論巻き起こした話題沸騰のルポルタージュ、待望の書籍化!

ある男性は「自分の職業にとって、子育てはハンデだ」と言った。
ある男性は「子供が生まれた時点で妻への愛情はゼロになった」と言った。
ある男性は「人間は子供を作って当然。作らない夫婦には問題がある」と言った。
ある男性は「少子化の原因は“女性の幼稚化”だ」と言った。
ある男性は「キャリアの天井が見えたから子供を作った」と言った。
ある男性は「実験のために子供を4人儲けた」と言った。
ある男性は「神様、どうか子供ができませんように」と祈った。
ある男性は「子供がいる人といない人では、根本的に理解し合えないのではないか」と逆質問してきた。
ある男性は「自分の気を狂わせないために、“変化し続ける”対象として子供が必要だった」と語った。

令和の日本で子供を持つ/持たない男たちのビターな現実が今、白日の下に晒される。

それでもあなたは子供を作りますか?

2025年10月8日(水)発売

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著者プロフィール

稲田豊史(いなだ・とよし)
1974年愛知県生まれ。ライター、コラムニスト、編集者。横浜国立大学経済学部卒業後、映画配給会社のギャガ・コミュニケーションズ(現ギャガ)に入社。その後、キネマ旬報社でDVD業界誌の編集長、書籍編集者を経て、2013年に独立。2022年に刊行した『映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形』(光文社新書)が話題となり、新書大賞2023で第2位。他の著書に『セーラームーン世代の社会論』(すばる舎リンケージ)、『ドラがたり のび太系男子と藤子・F・不二雄の時代』(PLANETS)、『「こち亀」社会論 超一級の文化史料を読み解く』(イースト・プレス)、『ぼくたちの離婚』(角川新書)、『こわされた夫婦 ルポ ぼくたちの離婚』(清談社Publico)、『ポテトチップスと日本人 人生に寄り添う国民食の誕生』(朝日新書)、『このドキュメンタリーはフィクションです』(光文社)などがある。
【WEB】http://inadatoyoshi.com
【X】https://twitter.com/Yutaka_Kasuga

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