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ノンフィクション・人文

はじめての百合スタディーズ クィア/フェミニストの視点から

『はじめての百合スタディーズ クィア/フェミニストの視点から』 著:中村香住、水上文、近藤銀河

価格

3,300円
(本体3,000円+税)

判型

四六判

ページ数

(予定)264ページ

ISBNコード

9784778341152

搬入年月日
[?]

2026.2.25
※各書店・ネット書店により、購入可能となる日は異なります。

書籍の説明

百合オタク×フェミニスト×クィア当事者が
語りつくす、百合批評入門。

女性同士の親密な関係性を描く、百合というジャンル。
その起源から、国内外での多様な受容、そして近年の作品の潮流までを網羅。
当事者の視座を交え、「百合のいま」がわかる一冊。

<目次>
第一部 現在の百合と私たち
第二部 アニメと百合
論考I ──アメリカの百合文化 エリカ・フリードマン
第三部 BLと百合の違い
第四部 レズビアン救済願望と結婚
第五部 百合ジャンルの課題
論考II ──百合の歴史 品田玲花

<本書でとり上げるテーマの一例>
「レズビアン」が出てこなかった百合/現在の百合アニメの潮流/百合アニメとドラマの違い /BLと百合の対等性と権力差/女性が女性を眼差すこと/異性愛至上主義へのカウンターと百合の親和性/男性性とアイデンティティ/トランスジェンダー表象と百合/百合専門誌以外の「百合」/これからの百合ジャンル……etc

女性同士の友情や恋愛など、あらゆる親密さを包含するジャンルである百合。
百合の定義も、書き手や読み手も多様だ。
アニメや漫画、ドラマなど、「百合」と呼びうる作品は身近ないっぽう、百合はしばしば、現実を生きる当事者や、フェミニズム・クィアの議論から切り離されてきた。本書では国内外の百合の歴史とその変遷に触れつつ、当事者の視点から、あらゆる人に開かれた百合というジャンルを問い直す。

装画:森島明子

2026年2月27日(金)発売予定
予価:3,300円(本体3,000円+税)

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目次

はじめに  水上文

第一部 現在の百合と私たち
百合と私たちのアイデンティティ/クィア/フェミニストとして百合を語りたい/百合ジャンルへの注目/「レズビアン」が出てこなかった百合/近年の百合を総括する百合ドラマ

第二部 アニメと百合
アニメとドラマの違い /現在の百合アニメの潮流/アイドルアニメの百合について
メディアミックスされる百合/『水星の魔女』の革新と問題

論考I ──アメリカの百合文化 エリカ・フリードマン

第三部 BLと百合の違い
百合とBLの共通点と違い/BLと百合の対等性と権力差/女性が女性を眼差すこと/百合と当事者性――森島明子作品/百合は誰のものなのか――『夢の国から目覚めても』

第四部 レズビアン救済願望と結婚
シスターフッドへの警戒/レズビアン救済願望と「本物のレズビアン」幻想/結婚後の人生――『LOVE MY LIFE』と『夢の端々』/「レズ風俗」と百合 /同性婚にまつわる現実の展開と、百合漫画/異性愛至上主義へのカウンターと百合の親和性

第五部 百合ジャンルの課題
百合ファンダムにおける男性嫌悪/男性性とアイデンティティ/商業百合と同人百合の影響関係/トランスジェンダー表象と百合/百合専門誌以外の「百合」――Web小説と百合/これからの百合ジャンル

論考II ──百合の歴史 品田玲花

おわりに 近藤銀河

巻末年表

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著者プロフィール

近藤銀河(こんどう・ぎんが)
1992年生まれ。アーティスト、美術史家、フェミニスト、ME/CFS患者、車椅子ユーザー、パンセクシュアル。西洋美術における女性同性愛表象を研究しつつ、様々な表現の批評も行う。単著に『フェミニスト、ゲームやってる』(晶文社、2024)。

水上文(みずかみ・あや)
1992年生まれ、文筆家。書評や文芸評論の他、フェミニズムやクィアに関わる論考やエッセイも多数。著書に『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)、企画・編著に『われらはすでに共にある――反トランス差別ブックレット』(現代書館)がある。

中村香住(なかむら・かすみ)
1991年生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科等非常勤講師。博士(社会学)。日本のポピュラーカルチャーについてジェンダー・セクシュアリティの観点から研究しているほか、レズビアン・クワロマンティック当事者としての発信にも取り組む。共編著書に『アイドルについて葛藤しながら考えてみた──ジェンダー/パーソナリティ/〈推し〉』(青弓社)など。

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