陳暁夏代と蒲田華恵が語り合う
陳暁夏代と蒲田華恵が語り合う
中国美女漫談

陳暁夏代×蒲田華恵 日本と中国でキャラが違う?(中国美女漫談)

Amazonより
『ケトル VOL.54』 chelmico、kemio、さらば青春の光、三浦直之、上田慎一郎、井浦新、曽我部恵…ほか

今、注目の国・中国。日本と中国の背景を持つ陳暁夏代(ちんしょう・なつよ)が、カルチャーシーンをリードする様々な職業の中国美女をゲストにお迎えし中国と日本を語り合う連載がワンテーママガジン「ケトル」にてスタート! 第5回の美女は、東京生まれ中国育ち蒲田華恵さんです。

 * * *
華恵:久しぶりですね。

夏代:久しぶり! それに外出自粛のために今回の漫談はテレビ電話なんだけど、家が近いから余計に、こうして画面越しなのは不思議な気分だよね。

華恵:そうですね(笑)。

夏代:蒲田華恵と、知り合ったのがもう10年前だというのも感慨深い。

華恵:10年……信じられない!

夏代:そして10年も友達なのに実は、生い立ちとか知らなかったというね。

華恵:そうですよね、普段の会話でそんなこと聞かないですもんね。私は、母が上海出身で父が日本人。だから蒲田姓なの。生まれが東京で、幼稚園も東京。小学校から親元を離れて、母の実家で祖父母に育てられながら上海の小学校に通ってた。中高は日本にいて、大学からまた上海。

夏代:大学は上海交通大学だよね。初めから中国の大学を目指してたの?

華恵:それが実は高校時代はずっとそのまま日本の大学に入ると思ってたんだけど、高校3年の受験シーズン直前に、急な衝動で中国に戻りたいと思ってしまって。急遽、中国の受験勉強に切り替えたんだよね。

夏代:意外と衝動的(笑)。

華恵:そう! 人生でたまにそういう時がある(笑)。その後の就職も、中国にいる予定が今は日本の広告代理店で営業の仕事をしてるし。

夏代:じゃあ、また中国に戻りたいと思ったりする?

華恵:時間があれば今でも毎年、自分が育った上海の実家の祖父母に会いに行ったりはしてるけど……これまで、ちょうど6年おきで行き来してるから、もしかしたらそろそろ移動のタイミングなのかもしれない(笑)。

夏代:でも日本と中国を行き来するこのパターンは、華僑系でよく聞くよね。

華恵:ね。

夏代:小学校から急に中国って大変だったんじゃない?

華恵:それこそ家で話す程度の中国語しかできなかったけど、それは子供だったしすぐだったよ。それよりも小学校6年間を中国で過ごして日本語を完全に忘れてしまったんだよね!

夏代:それはすぐ戻せた?

華恵:1年くらいですっかり戻った。普通に学校に通って、午後は週2で日本語塾に通って。でも一番不思議だったのは、言語や環境が変わると、私の性格も変わったことかなぁ。

夏代:どんなふうに?

華恵:中国の私はすごくリーダー的な感じで、学級委員なんかも率先してやって、学校では“女老虎(タイガーウーマン:老虎は中国語で強いことを表す)”って呼ばれていたくらい(笑)。それが日本にくると静かになるというか、どちらかというと目立ちたくないというか。

夏代:その感覚はわかる。うちらしか経験できないものでもあるよね、きっと。でも日本で芸能活動もやってた? 『ピチレモン』の専属モデルだっけ?

華恵:そうそう、あれは完全にお金を稼いで家に貢献したいという気持ちで。母を支えてあげたかったんだよね。性格的にあんまり表舞台に興味がなくて、勉強に専念するために高校でやめちゃったけど。

夏代:そんなに素敵な理由だったとは……めちゃめちゃいい子じゃん……。

華恵:でも特に祖父母に育てられると、親よりは甘やかされて育つよね。学校に行くカバンもおじいちゃんが持ってくれて、ひたすら優しかったな(笑)。

夏代:中国って両家の祖父母も一緒に子育てをするのがある意味普通だから、みんな一時期はそういう経験があるんじゃないかな。それに祖父母込みの子育ては、困った時に助け合えていい文化だなと思う。

■プロフィール
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陳暁夏代/内モンゴル自治区出身、上海育ち。幼少期から日本と中国を行き来する。2011年より北京・上海・シンガポールにてイベントを運営。2017年DIGDOG llc.を立ち上げ、日中のエンタメ分野や若年層マーケティングを多く手がける。
www.chinshonatsuyo.com
Twitter:@chinshonatsuyo

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蒲田華恵/東京生まれ中国育ち。2007年ローティーン向けファッション誌『ピチレモン』にて専属モデル(ピチモ)として活動。その後、上海交通大学に進学し、現在は都内の広告代理店に勤務・
wikipedia: https://bit.ly/2yoDLiw

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