現在のページ(パンくずリスト)
トップ > ノンフィクション・人文 > 書籍情報詳細

ノンフィクション・人文

だめだし日本語論

『だめだし日本語論』カバーデザイン

価格

1500円+税

判型

四六判仮フランス装

ページ数

240ページ

ISBNコード

9784778315788

搬入年月日
[?]

2017.6.08
※各書店・ネット書店により、購入可能となる日は異なります。

書籍の説明

日本語は、そもそも文字を持たなかった日本人が、いい加減に漢字を使うところから始まった―—
成り行き任せ、混沌だらけの日本語の謎に挑みながら、日本人の本質にまで迫る。
あっけに取られるほど手ごわくて、面白い日本語論。


目次

■日本語のできあがり方 鎌倉時代まで
文字を持たなかった日本人
日本語のDNA螺旋構造
外国に説明できない日本史
学問に向かない日本語
日本語は「意味の言葉」ではない
言葉は神から与えられる?
お経を日本語に訳さなかった理由
言葉はまず音であった
音の多様性
ひらがなができた理由
歌があったから日本語がある
話し言葉を文字化する日本、文字化しない朝鮮
男女のコミュニケーションが国家体制の根幹
書きながら成長する紫式部
男は和歌が詠めない
公式には認めない女性とひらがな
日本に宦官が存在しない理由
律令制と特権
戦争ができない日本人
声の重要性
カタカナv.s.ひらがな
『竹取物語』の作者は女性?
徳川幕府はひらがな、明治政府はカタカナ

■日本語の壊し方 室町以後
幽霊が主役の能
江戸の印刷文化
武士が歴史をつくらなかったから天皇制につながった
漢字とナショナリズム

≫メディア掲載情報の登録

著者プロフィール

■橋本治(はしもとおさむ)
1948年生まれ。作家。『桃尻娘』で、「話し言葉で書く」というスタイルで作家としてのスタートを切り、その後、桃尻語で現代口語訳に挑んだ『桃尻語訳 枕草子』、光源氏の語る一人称で訳した『窯変源氏物語』、漢文と和漢混淆文の両方の平家物語を参照しつつ訳した『双調平家物語』のほか、『古事記』から『仮名手本忠臣蔵』まであらゆる時代の古典を現代口語訳し、『失われた近代を求めて』の3巻シリーズでは言文一致体の正体を再検討。古代から現代まで、あらゆる時代の日本語に精通している稀有な作家。

■橋爪大三郎(はしづめだいさぶろう)
1948年生まれ。社会学者。橋本治とは東大での同窓生で、ノートの貸し借りもした仲。以来、橋本治の体験的日本語史の仕事を長年評価し続けてきた。中国からもたらされた漢字とその影響下でつくられた日本語を考えるためには、中国という媒介が不可欠だが、橋爪大三郎は『おどろきの中国』や『中郷官僚天国』(王輝著)の翻訳など、中国と中国語について幅広い見識と圧倒的な整理能力をもつ。