玉井 「リサさんはバニラビーンズには途中参加ですが、最初からアイドルになりたいって思っていたんですか？」

リサ 「私、全然で。最初は、『モデルの仕事ができるよ』って言われて……」

PASSPO☆ 「出た！」

リサ 「だまされて（笑）」

安斉 「初めて会ったときのお互いの印象って覚えてますか？」

レナ 「普通の子だなって……」

PASSPO☆ 「（笑）」

レナ 「芸能界に興味がある感じにも見えないし、最初はアルバイト感覚で来た普通の女子大生って感じだった」

リサ 「実際『バイトでいいよ』って言われたから」

森 「そうなんですか!?」

リサ 「カフェとかどこかでバイトするんだったら、ここでやってみようかなと思ってやってみた、みたいな」

藤本 「へえ?」

玉井 「でも、事務所の人もうまいですよね。がっつりアイドルをやりたい気持ちを感じなかったから、そういう誘い方をした気がする」

リサ 「いつまでたってもモデルの仕事も、ファッションの仕事もこないな?みたいな状況が続いたから、なんでだろう？と思ってたけどね（笑）」

PASSPO☆ 「（笑）」

根岸 「その状態から、バニラビーンズの活動が楽しくなってきたのは、いつ頃だったんですか？」

レナ 「楽しくなったとき……」

リサ 「いつなんだろう？」

安斉 「でも、それで10年続くってすごいですよ！」

レナ 「一緒に番組をやっている篠原（ともえ）さんもそうですけど、この10年間、刺激を与えてくださる人との出会いがすごくあって。だから自分からというか、1人でいて楽しいって思って仕事をしたことがあんまりないのかも。お客さんやファンの人がいてくれて、そこで楽しいんだって感じているというか。今、聞かれて思ったんだけど」

藤本 「プライベートでもそういう感じですか？」

レナ 「うん、1人で何かを楽しめるタイプじゃない。誰かと一緒に時間を共有して楽しいと思うことしか、ないかもしれない」

岩村 「逆にリサさんは、1人でぐんぐん好きなところに行っちゃいそうなイメージ」

リサ 「普段から常に1人だからね。何をするにも1人。全部1人でできちゃうから」

根岸 「一人っ子ですか？」

リサ 「一人っ子。だから外に出るとみんながいて楽しい。人がいっぱいいるから楽しいな、外は」

PASSPO☆ 「素敵」

玉井 「プライベートで、2人で遊んだりすることはあるんですか？」

レナ 「それが一度もなくて」

PASSPO☆ 「えぇ!?」

レナ 「さっきも、みんながディズニーランドの話をしていたけど……」

リサ 「撮影かなって思っちゃったくらい（笑）」

レナ 「なにかの企画でカメラ回すのかなって（笑）」

森 「全然、超プライベートです（笑）」

リサ 「でも、PASSPO☆ちゃんのいい面だなと思う」

PASSPO☆ 「うれしい」

リサ 「みんなが仲良いのって空気でわかるじゃん。それ、良さだよね」

安斉 「でもお二人の、無理してない2人の時間っていう空気感もすごい素敵だなって。私たちも含め、大部屋になるとうるさいグループとかいるじゃないですか。でも、バニラビーンズは2人の時間がちゃんと流れてて、マイペースな感じがすごい素敵だなって昔から思ってました」

森 「落ち着くよね」

安斉 「すごい落ち着く」

リサ 「そんなふうに思ってくれてたんだ」