クイック・ジャパン編集部ブログ
太田出版発行の雑誌「クイック・ジャパン」の最新情報や編集部の様子をお伝えしていきます。
※表紙以外の画像は無断転載・使用を禁止させていただきます
街は浮かれて......
2008.12.24
試写を観に渋谷に行ったら
クリスマスツリーだの
クリスマスケーキだの
クリスマスカップルだの
クリスマスセールだの
クリスマスコスプレだの
クリスマスクリスマスクリスマスしておりました。
全然実感ないなぁー。
違う世界の話か、同じ国かこれ?
西洋だ!!
西洋が攻めてきた!!
さ、タコシェに寄って帰ろう。
試写を見てきたのはキム兄の『ニセ札』。
キム兄、本気でした。
愛の虜
2008.12.16
皆々様お元気ですか。
すっかり師走。木枯らしが骨身に沁みますね。
煙草吸いたいから外でNO手袋でいると、
おててがちんちんしますね。
そんな寒空の中、わたくし七井は週末非常に熱い時間を
過ごしてまいりましたYO!!
土曜日には噂のテニミュへ。
みなさん知ってますか、"テニミュ"。
"テニスの王子様ミュージカル"。
ごめんなさい、テニプリ(と呼ぶのも覚束ない)も
読んでませんでした。
なめてました、エンタメ。
すっげぇの。もうすっげぇの。
若い男子が舞台にてんこ盛り。
キラッキラしてるの。
キラッキラ☆★
歌って踊って笑って怒って傷付いて戦って......。
客席にいながら完全に心はコートに。
あ~、みんななんておぼこいんだ。
なんて言うの、温かい豚汁を食べさせたげたい感じ?
毛糸の靴下編んだげたい感じ?
最初は若干「むむ。入り込めぬ......」と思ったものの
ものの10分で笑顔!笑顔!笑顔!ですよ。
しかもね、にやけ顔。
ファンサービスもたっぷりで、最後は
これでもか! これでもか! の笑顔炸裂攻撃。
♪わ~んも~すて~っぷ♪
と踊り出したくなります、今でも。
鼻歌歌ってしまいます、今でも。
嗚呼、興奮冷めやらぬ。
日曜日は日曜日でだいこうふんだったのでその話はまた後日。
充実充実。
編集部・七井
81号 お詫びと訂正
2008.12.15
クイック・ジャパンVol.81の99ページの
左上のコマの出典において誤りがございました。
読者ならびに関係者の方々にご迷惑をおかけしたことを
深くお詫び申し上げるとともに以下のように訂正いたします。
(コミックス1巻より)
↓
(コミックス4巻より)
ブラー復活!!
2008.12.12
今から書くことは非常に個人的なことです。
長いのでご興味がない方には申し訳ないので飛ばして下さい。
でも嬉しくて嬉しくて頬がにやけっぱなしなので
ついここに書いてしまうのです。
それは1994年のことでした。
ほっぺの赤い、おぼこい中学生だった私は
とある深夜番組で王子様を見つけました。
その人の名前はデーモン・アルバーン。
青いお目めはどこまでも澄み、
いたずらっぽい表情や動きはそれはもうそれはもうそれはもう......。
速攻で胸キュンされたわたくしは、おこづかいを握りしめ、
初めて近所のCD屋さんの洋楽コーナーに足を踏み入れ、
「The Great Escape」を購入したのでした。
デーモンの甘い声。そしてやんちゃな音楽。
バラードではうっかり聴きほれすぎて中間試験が手に付かなかったほど。
がしかし、blurを追いかけ続けて数年。
激震が走ります。
blur活動休止。
なんたること!!
いや、デーモンのかっこよさで入ったけどその頃はblurの音楽自体に
すっかり傾倒してたわけで。
oasisの方ががつんと売れても頑なにblur派にいたわけで。
ダンスミュージック取り入れたりいろんなことやってたのも
温かい目で受け入れてたわけで。
フジロックで髭にキャップで王子様レベルが低下してても
「Tender」合唱してたわけで。
だから活動休止になってからは
blurのことは心の小箱にこっそりと閉まっておいたわけです。
だのにだのにだのに、この度復活!!
復活だわよ、復活だわよ。祭りだ祭りだ。
しかもこのまま行くとグラストンベリーとか確実に出るっぽいね!!
行きてー!! イギリス行きてー!!
blur見るためだけにイギリスりたい!!
しかも何やらワールドツアーも考えてるらしいじゃないかっ!?
(つばを飛ばす)
ってことはってことはフジロックとかサマソニありえるね!?
ありえるよねっ!?
あ、でもその頃ってクイック・ジャパンの校了時期ね?
と、私は一人で突っ走りテンション上げたり下げたりしております。
しかし、デーモンかっこいいわぁ。
七井
おはようまだやろう
2008.12.09
こんにちは。
寒くなってきましたね。
可愛さ優先で丈の短いダウンジャケットを購入し
腰とお腹が冷えまくりです。
女の子はお腹冷やしちゃいけないのよ。
寒くなってきたのにさらに寒い地、新木場へ週末行ってきました。
よ!!
なぜならゆら帝のライブがSTUDIO COASTにて行われたから。
外の寒さに対比するように会場内は熱気に包まれておりました。
みんなの期待がぐんぐん上がってくる様が伝わってきて次第に
我の頬も染まりゆくけり。
で、「砂のお城」で幕を開けたゆら帝ライブ。
骨太なサウンドとひたすら踊らされるグルーヴに
圧倒的に飲み込まれていく心地よさ。
ステージには三人しかいないはずなのに音の
厚みも深さも半端なくて、それはもう会場にいた人間が
全員うねっているような感覚であり。
初期の名曲も織り交ぜながら駆け抜けた二時間は
ゆら帝が今後どこまで行くのか怖いくらいでした。
終演後茫然としちゃって、せっかく坂本さんにごあいさつできたのに
伝えたいことの半分も伝えられませんでしたが、
またライブに行こうと固く心に誓って帰途に着くのでありました。
そんなゆら帝がこの度アメリカのDFAレコーズと契約を結びました。
これから世界的に名を轟かせていくことは間違いなし。
81号のクイック・ジャパンではそんなゆら帝のニューヨークでの
ショート・サーキットを徹底的に追いかけております。
ゆら帝の凄まじさを少しでも味わってもらえればこれ幸い。
とんでもなく熱量のこもったレポになっております。
でも、とにかく音を聴いてほしい。ライブを体感してほしい。
そんなことを願いながら今日もiPodに入れたゆら帝を聴きながら
冬の道を歩くのだ。
歩くのだぞ。
七井
クイック・ジャパン81号は12月12日(金)より順次発売です!!
2008.12.03
81号の概要をお届けします。
【FEATURES.1】
◆浦沢直樹
・I do what I must do.
15,000字インタビュー
「何をやるにしろ、最終的にはお茶の間に流せない作品はやらないという基準を、僕は捨てたくない」
・浦沢直樹ファーストアルバム『半世紀の男』プロデューサー和久井光司インタビュー 「ぼくらに共通する"ロック屋"としての意識」
【FEATURES.2】
◆漫画の底力
・大場つぐみ/小畑 健――『バクマン。』は『DEATH NOTE』の最期から始まる
・小山ゆう――長寿連載を続けるということ
・槇村さとる――「成長」に寄り添い続ける
・神尾葉子――恋愛漫画で在り続けること
・[レポート]井上雄彦「最後のマンガ展」「マンガを読む」ということを体感する
・曽田正人――「キャラクターが動く」とは何か
・[レポート]西島大介の1日漫画教室
・五十嵐大介――「目に見えないもの」をいかにして描くか
・くぼたまこと――何の説明もしないずうずうしさ
・描き下ろし8ページ漫画!! くぼたまこと『天体戦士サンレッド―QJ出張版―』
・新井英樹――漫画の暴力は社会を変えられるか
・[証言]夏目房之介『BSマンガ夜話』に見る、漫画語りの魅力
・オノ・ナツメ――キャラクターは、永遠に広がり続ける
・浅野いにお――誰も「見たことない」漫画を描く
・桃森ミヨシ――ブレない情熱を注ぎ込む
・[評論]大塚英志 近代を擁護するということは「パクリ」を擁護することでもある
・ハロルド作石――音楽が終わったら(―When the music's over.)
【FEATURES.3】
◆ゆらゆら帝国・イン・ニューヨーク
「空洞」をめぐる6日間
・第1部 地図には存在しない帝国 ニューヨークライヴ密着ルポ
・第2部 空洞をめぐる対話 坂本慎太郎インタビュー
【REPORT】
・小説 古川日出男「叱れフルカワヒデオ叱れDLX」緊急寄稿
・緊急寄稿 ササキアツシ「フルカワヒデオ∞ムゲンダイ」
・スタジオ・コント最後の希望、『笑う犬』復活記念!! 内村光良ロングインタビュー
・「みうらじゅんDS」DVD発売記念 みうらじゅんは一日にしてならず
・『千原ジュニアの題と解 O型編』刊行記念打ち上げドキュメント
・社会風刺コント集団"ザ・ニュースペーパー"
・映画『愛のむきだし』公開記念 園子温監督インタビュー
・岡田義徳×高橋一生
・タニノクロウ インタビュー
・映像集団「クルーザー」の世界
・よゐこ(芸人)×あらゐけいいち(コミック作家)
・フラワーカンパニーズ
・まきちゃんぐ
・サンドウィッチマンインタビュー
・バカリズム×BOSE
・吉田豪×磯部涼
・マッスル坂井トークショー
【REGULARS】
・新連載 飯田一史「ビジネス書なんか読まない」
・石川直樹
・ピエール瀧と板尾創路
・いま、篠山紀信は。
・近田春夫
・劇団ひとり
・シリーズ連載「昨日のこと」 石橋杏奈
詳細は近日中にこのブログでお知らせいたします。
発売は12月12日(金)より順次、全国書店・ネット書店にて!
*発売日は地域によって若干異なる場合があります。