玉井 「話を振り切っちゃうんですけど。プライベートでは何をしてるんですか？」

安斉 「メンバー同士で遊んだりするんですか？」

たなしん 「メンバー同士はないかな。でも、俺、最近金廣とちょっと飲み行きたいなって。真面目に語るとかじゃなくて、遊びたいみたいな」

金廣 「そうだよ。2人で遊ぶとしたらダイビングじゃない？」

PASSPO☆ 「え！」「ダイビング？」

たなしん 「ライセンスを去年とったんです」

金廣 「そう。取ってもらって。それは行きたいかなって思う」

PASSPO☆ 「えー、すごい！」

岩村 「趣味多そうですよね、2人とも」

たなしん 「でも、俺は結構真面目なんだよ。あんまり飲みに行ったりはしなくて。だから、家で練習してたりとか、うじうじ考えたりすることが意外と多かったりするの。結構真面目に話しちゃってるけど」

金廣 「いいんじゃない」

たなしん 「みんなもアイドルやってて同じかもしれないんですけど、ステージに上がってるときの自分と、本当の素の自分ってまったく違うはずじゃないですか。俺は、その素の自分の時間が長くなれば長くなるほどそっちに引っ張られちゃう気がしてて。さっきも言ったけど、俺あんまりガツガツするのが好きじゃないというか、田舎でまったり暮らすのが結構好きなほうで、実は。でも、戦っていきたいし、このバンドで結果残したいし、もっと頑張っていきたいし、自分ももっと成長したいし……だから、なるべく刺激のある人と話したりとか、外に行っていろんな人と話したりっていうのを最近すごく楽しんでる。楽しんでます。2回言ったけど」

PASSPO☆ 「（笑）」

たなしん 「すごい頑張って話してる感やばいっしょ（笑）。金さんは？」

金廣 「俺は、素で結構友達が多いから、大体夜は呼ばれるから飲み行ったり、家にいるときは料理したり。料理もすごい好き」

PASSPO☆ 「えー！」「素晴らしい」

たなしん 「そうなんだよ。料理うまいんだよ。凝ってる料理がすごい好きだよね。昨日燻りの機械買おうとしてたね」

増井 「燻っちゃう!?（笑）」

岩村 「えー、うそでしょ！」

金廣 「スモーク・アンド・ローストっていう、薫製ができるやつ。あれは欲しい」

PASSPO☆ 「えー」

たなしん 「いや、まじ本格的、いろいろ。ポタージュとかも作るよね」

金廣 「料理好きだから、飲み終わって帰るときも、結局みんなついてくる。日本酒も好きだから、いっぱい家にあるし」

岩村 「めっちゃいいじゃん！」

増井 「それは行きたくなる！」

たなしん 「人に与えられるって素晴らしいよね。家も綺麗だし」

金廣 「そうですね。料理が好きだから、ハーブとかも育てるようになって」

安斉 「女子、女子！」

玉井 「お嫁いらない！」

たなしん 「そう、嫁いらない説が出てきたよね」

金廣 「それ、最近すごく自分でも思う」

PASSPO☆ 「えー!!」

たなしん 「だって奥さんになる人、プレッシャーだもんきっと（笑）」

安斉 「それで音楽も作れると。すごいですね」

たなしん 「作るのが好きなんだろうね」

金廣 「そう、作るのが好き」

PASSPO☆ 「あぁ〜」

たなしん 「金廣の曲作りは多分料理に近いんだろうなと。すごく緻密なの。ここにこういう調味料入れて……みたいな感じだもん」

金廣 「そうだね。緻密かどうかは分かんないけど、やり方的には一緒かも」

たなしん 「（10月にリリースしたシングルには）今回、2曲目に『クラスター』っていう曲があるんだけど……」

金廣 「あれは緻密だね」

たなしん 「そう。ゲームアプリとコラボさせてもらってて、そのゲームのオープニングに流れる曲なんだけど、オーケストラから自分たちの曲につながっていくような構成で。それがありえないくらい個性的なんだよね」

金廣 「あれはイケてるね！（笑）」

PASSPO☆ 「ははははは（笑）」

たなしん 「それって多分、料理みたいにここでこのハーブ入れようかなみたいな、感覚なんだろうなってすごい思う。だからこの流れをぜひ聞いてほしい。曲を聞けばこういう料理なんだろうなってわかるから、食べてみてえと思うはず、きっと」